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参考資料1 「到達目標の活用について」 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:腹腔ドレーン管理関連
特定行為:腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む)
概要: 医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や量、腹痛の程度、挿
入部の状態等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、腹腔内に挿入・
留置されているドレーン又は穿刺針を抜去する。抜去部は、 縫合、結紮閉鎖又は閉塞
性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 腹腔ドレーン挿入の適応となる主な疾患・病態を理解できる
② 腹腔ドレーン挿入・留置部位(解剖)
、排液の量・性状から得られる所見を理解でき

③ 腹腔ドレーンの種類と特徴を理解できる
④ 腹腔ドレーン挿入・留置に関する身体所見と検査結果を理解できる
⑤ 腹腔ドレーンの管理上の注意点(安全管理、感染管理を含む)を理解できる
⑥ 腹腔ドレーンからの排液不良の原因と対策を理解できる
⑦ 術後創傷治癒の病態生理、治癒過程を理解できる
⑧ 腹腔ドレーン抜去の安全な手技の手順、注意点やリスク(有害事象とその対策等)
を理解できる
⑨ 患者の身体所見と検査結果から腹腔ドレーンの必要性の可否と抜去時期の判断が
できる
⑩ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑪ 手順書に沿って患者に配慮しながら腹腔ドレーンの抜去を実施できる
⑫ 腹腔ドレーン抜去時、状態に合わせて医師に必要な支援を求めることができる
⑬ 手順書に沿って腹腔ドレーン抜去後の状況を把握し、医師に報告できる
⑭ 腹腔ドレーン抜去に伴う主な有害事象の対策等ができる
⑮ 腹腔ドレーン抜去に関わる医療者に情報共有ができる

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