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参考資料1 「到達目標の活用について」 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:血糖コントロールに係る薬剤投与関連
特定行為:インスリン投与量の調整
概要:医師の指示の下、手順書(スライディングスケールは除く)により、身体所見(口
渇、冷汗の程度、食事摂取量等)及び検査結果(血糖値等)等が医師から指示された病
状の範囲にあることを確認し、インスリンの投与量の調整を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① インスリン製剤の種類及び臨床薬理を理解できる
② インスリン療法の適応と方法、及びインスリン投与量の調整時の影響を理解できる
③ 血糖値に影響する病態、治療、環境因子と、血糖値の変動による影響を判断できる
④ インスリン投与量の調整において、把握すべき身体所見及び検査結果を理解できる
⑤ インスリン投与量の調整の適応とそのリスク(有害事象とその対策等)を理解でき

⑥ 患者の身体所見と検査結果から、インスリン投与量の調整の可否を判断できる
⑦ 患者の認知及び病気や治療の理解度に応じて、適宜、患者(家族)にインスリン投
与量の調整の必要性と予測される結果を説明できる
⑧ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑨ 手順書に沿って患者の血糖値の状態を評価し、適切なインスリン投与量の調整を実
施できる
⑩ 実施後の評価を身体診察や検査結果から適切に行うことができる
⑪ インスリン投与量の調整の前中後の状態を把握し、医師に報告できる
⑫ インスリン投与量の調整に伴う主な有害事象の対策等ができる
⑬ インスリン投与量の調整を円滑に進めるために関わる医療者に情報共有ができる
⑭ 患者の認知及び病気や治療の理解度に応じて、適宜、患者(家族)にインスリン投
与量の調整に伴う結果を説明できる

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