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参考資料1 「到達目標の活用について」 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連
特定行為:中心静脈カテーテルの抜去
概要:医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の有無、食事摂取量等)及び検
査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、中心静脈に挿入されて
いるカテーテルを引き抜き、止血するとともに、全長が抜去されたことを確認する。抜
去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固定されて
いる場合は抜糸を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 中心静脈カテーテル挿入の適応となる主な疾患・病態を理解できる
② 中心静脈カテーテル抜去に必要な身体所見と検査結果を理解できる
③ 中心静脈カテーテル抜去の適応と禁忌、そのリスク(有害事象とその対策等)を理
解できる
④ 身体所見と検査結果から中心静脈カテーテル抜去の必要性の可否を判断できる
⑤ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑥ 手順書に沿って感染管理と患者に配慮しながら中心静脈カテーテル抜去ができる
⑦ 中心静脈カテーテル抜去時、状態に合わせて医師に必要な支援を求めることができ

⑧ 手順書に沿って中心静脈カテーテル抜去前後の状況を把握し、医師に報告できる
⑨ 中心静脈カテーテル抜去に伴う主な有害事象の対策等ができる
⑩ 中心静脈カテーテル抜去に関わる医療者に情報共有ができる

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