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参考資料1 「到達目標の活用について」 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:術後疼痛管理関連
特定行為:硬膜外カテーテルのよる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
概要:医師の指示の下、手順書により、身体所見(疼痛の程度、嘔気や呼吸困難感の有
無、血圧等)、術後経過(安静度の拡大等)及び検査結果等が医師から指示された病状
の範囲にあることを確認し、硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整を
行う(患者自己調節鎮痛法(PCA)を除く)

特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 硬膜外カテーテル挿入(もしくは、硬膜外麻酔)の目的及び特徴を理解できる
② 硬膜外麻酔が適応となる代表的な手術・術式を理解できる
③ 硬膜外麻酔が禁忌となる主な病態を理解できる
④ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整に必要な身体所見と検査
結果を理解できる
⑤ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び量の調整に必要な病態生理・回復過程を
理解できる
⑥ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整に必要な局所麻酔薬の種
類及び臨床薬理を理解できる
⑦ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整に必要な使用器材の目的
や特徴、投与準備や使用方法を理解できる
⑧ 患者の身体所見と検査結果から硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量
の調整の必要性の可否を判断できる
⑨ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑩ 手順書に沿って患者に配慮しながら硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与が実施
できる
⑪ 手順書に沿って患者に配慮しながら硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与量の調
整が実施できる。
⑫ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整の前中後の状態に合わせ
て、医師に必要な支援を求めることができる
⑬ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与及び投与量の調整に伴う有害事象の対策等
ができる
⑭ 硬膜外カテーテルからの鎮痛剤の投与後の状況を把握し、医師に報告できる

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