よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 「到達目標の活用について」 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:透析管理関連
特定行為:急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の操作及び管理
概要:医師の指示の下、手順書により、身体所見(血圧、体重の変化、心電図モニター所見
等)、検査結果(動脈血液ガス分析、血中尿素窒素(BUN)、カリウム値等)及び循環動態等が
医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、急性血液浄化療法における血液透析器
又は血液透析濾ろ過装置の操作及び管理を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の適応となる主な疾
患・病態を理解できる
② 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器を使用する際のカテ
ーテル挿入・留置部位(解剖)を理解できる
③ 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の管理上の注意点(安
全管理、感染管理を含む)を理解できる
④ 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器を使用時の身体所見
と検査結果、循環動態を理解できる
⑤ 身体所見と検査結果、循環動態から急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透
析濾ろ過器装置の操作及び管理の必要性の可否を判断できる
⑥ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑦ 手順書に沿って不安定な循環動態や検査結果の異常の初期対応を含めた急性血液
浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器装置使用ができる
⑧ 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の使用状況、患者の状
態を把握し、必要な支援を求めることができる
⑨ 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾ろ過器の主な有害事象の対
策等ができる
⑩ 急性血液浄化療法を円滑に進めるために関わる医療者に情報共有ができる

27