よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 「到達目標の活用について」 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和元年度 厚生労働省委託事業
看護師の特定行為に係る実態調査・分析事業(令和2年3月)
「到達目標の活用について」
特定行為区分:動脈血液ガス分析関連
特定行為:直接動脈穿刺法による採血
概要:医師の指示の下、手順書により、身体所見(呼吸状態、努力呼吸の有無等) 及
び検査結果(経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)等)等が医師から指示された病状の範囲
にあることを確認し、経皮的に橈骨動脈、上腕動脈、大腿動脈等を穿刺し、動脈血を採
取した後、針を抜き圧迫止血を行う。
特定行為区分別科目一般目標:
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力、
判断力及びコミュニケーション能力、並びに当該特定行為を行うための高度かつ専門的
な知識及び技能の向上を図る。
特定行為別到達目標:
① 直接動脈穿刺法による採血の適応となる主な疾患・病態を理解できる
② 直接動脈穿刺法による採血管理上の注意点(安全管理・感染管理を含む)を理解で
きる
③ 直接動脈穿刺法による採血時の安全な手技の手順、注意点やリスク(有害事象とそ
の対策等)を理解できる
④ 直接動脈穿刺法が必要な身体所見と検査結果を理解できる
⑤ 患者の状態から直接動脈穿刺の必要の可否を判断できる
⑥ 手順書で指示された病状の範囲外である場合、医師に報告・相談できる
⑦ 手順書に沿って患者の状態に配慮しながら直接動脈穿刺法による採血ができる
⑧ 直接動脈穿刺時、状態に合わせて医師に必要な支援を求めることができる
⑨ 直接動脈穿刺法による採血後の止血とその確認ができる
⑩ 直接動脈穿刺法による採血前後の状況を把握し、医師に報告できる
⑪ 直接動脈穿刺法による採血に伴う主な有害事象の対策等ができる
⑫ 直接動脈穿刺の採血結果に関わる医療者に情報共有ができる

22