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費-1参考2 (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59554.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第70回 7/16)《厚生労働省》 |
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13 モデル分析
13.1 「7.」の原則に基づき、予後や将来費用を予測するために決定樹モデル、マルコ
フモデル等を用いたモデル分析を行ってもよい。
13.2 モデル分析を行う際には、そのモデルの妥当性について示さなければならな
い。例えば、
(A) 内的妥当性:なぜそのような構造のモデルを構築したのか、病態の自然
経過を十分にとらえられているか、使用しているパラメータは適切なも
のか等
(B) 外的妥当性:既存の臨床データ等と比較して、モデルから得られた推計
が適切なものであるか等
13.3 モデルを構築する際に使用した仮定については明確に記述する。
13.4 モデルを構築する際に使用したパラメータとそのデータソースについてはす
べて提示する。
13.5 使用したモデルや計算過程については電子ファイルの形式で、第三者の専門
家が理解でき、かつ原則としてすべての主要なパラメータ(推移確率、QOL
値、費用)を変更できる形で作成し、提出する。
13.5.1 費用については、その全体額のみでなく、それらの詳細(積み上げの
場合は各資源消費量と単価など)を変更できるようにしておくこと
が望ましい。特に評価対象技術や比較対照技術の単価については、
第三者が変更できるようにしなければならない。
13.6 マルコフモデルを用いて解析する場合、1サイクルあたりの期間が長く、結果
に影響を与える場合は、半サイクル補正を実施する。
26
国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)
13.1 「7.」の原則に基づき、予後や将来費用を予測するために決定樹モデル、マルコ
フモデル等を用いたモデル分析を行ってもよい。
13.2 モデル分析を行う際には、そのモデルの妥当性について示さなければならな
い。例えば、
(A) 内的妥当性:なぜそのような構造のモデルを構築したのか、病態の自然
経過を十分にとらえられているか、使用しているパラメータは適切なも
のか等
(B) 外的妥当性:既存の臨床データ等と比較して、モデルから得られた推計
が適切なものであるか等
13.3 モデルを構築する際に使用した仮定については明確に記述する。
13.4 モデルを構築する際に使用したパラメータとそのデータソースについてはす
べて提示する。
13.5 使用したモデルや計算過程については電子ファイルの形式で、第三者の専門
家が理解でき、かつ原則としてすべての主要なパラメータ(推移確率、QOL
値、費用)を変更できる形で作成し、提出する。
13.5.1 費用については、その全体額のみでなく、それらの詳細(積み上げの
場合は各資源消費量と単価など)を変更できるようにしておくこと
が望ましい。特に評価対象技術や比較対照技術の単価については、
第三者が変更できるようにしなければならない。
13.6 マルコフモデルを用いて解析する場合、1サイクルあたりの期間が長く、結果
に影響を与える場合は、半サイクル補正を実施する。
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国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)