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費-1参考2 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59554.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第70回 7/16)《厚生労働省》 |
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8 効果指標の選択
8.1
効果指標は質調整生存年(Quality-adjusted life year:QALY)を用いること
を原則とする。
8.1.1
QALY を算出することが困難であり、かつ CMA を実施する場合、適
切であれば、QALY 以外の評価尺度を使用することもできる。
8.2
QALY を 算 出 する 際 の QOL 値 は、選 好 に 基 づ く 尺 度( preference-based
measure:PBM)により測定したものを用いることを原則とする。
8.2.1
QOL 値は日本における一般集団の選好が反映されたものを用いる。
8.2.2
使用する PBM としては、日本語版の EQ-5D-5L を第一選択として推
奨する。
8.3
PBM により QOL 値を測定する場合には、対象者本人が回答することが原則
である。
8.3.1
PBM を用いる場合、対象者本人から回答が得られない場合に限り、
家族や介護者等による代理の回答を用いてもよい。
8.3.2
PBM を用いる場合、医療関係者による代理回答は、対象者本人の回
答と乖離する可能性があるので、推奨しない。
8.4
「8.2」を満たすものがある限り、国内での調査結果を優先的に使用
QOL 値は、
することを推奨する。
8.4.1
ただし、国内における研究がないあるいは不十分で、海外で質の高
い研究がなされている場合は、海外で測定されたものを使用しても
よい。
14
国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)
8.1
効果指標は質調整生存年(Quality-adjusted life year:QALY)を用いること
を原則とする。
8.1.1
QALY を算出することが困難であり、かつ CMA を実施する場合、適
切であれば、QALY 以外の評価尺度を使用することもできる。
8.2
QALY を 算 出 する 際 の QOL 値 は、選 好 に 基 づ く 尺 度( preference-based
measure:PBM)により測定したものを用いることを原則とする。
8.2.1
QOL 値は日本における一般集団の選好が反映されたものを用いる。
8.2.2
使用する PBM としては、日本語版の EQ-5D-5L を第一選択として推
奨する。
8.3
PBM により QOL 値を測定する場合には、対象者本人が回答することが原則
である。
8.3.1
PBM を用いる場合、対象者本人から回答が得られない場合に限り、
家族や介護者等による代理の回答を用いてもよい。
8.3.2
PBM を用いる場合、医療関係者による代理回答は、対象者本人の回
答と乖離する可能性があるので、推奨しない。
8.4
「8.2」を満たすものがある限り、国内での調査結果を優先的に使用
QOL 値は、
することを推奨する。
8.4.1
ただし、国内における研究がないあるいは不十分で、海外で質の高
い研究がなされている場合は、海外で測定されたものを使用しても
よい。
14
国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)