よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


費-1参考2 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59554.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第70回 7/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

8.4.2

海外で得られた PBM の回答については、日本における換算表を用い
て QOL 値を集計するなど「8.2.1」の原則と一致するよう対応する。

8.4.3

個人レベルのデータが利用できず、
「8.4.2」が困難でかつ結果に大き
な影響を与える場合は、日本における QOL 値に対応しているか十分
な説明を行い、必要に応じて日本における QOL 値に補正するなどを
検討する。

8.5

「 8.2」に該当するデータが存在しない場合、その他の適切な健康関連 QOL
(Health-related quality of life:HRQOL)データから QOL 値へマッピング
したものを使用してもよい。

8.5.1

マッピングを実施する場合は、マッピング関数により得られる QOL
値が「8.2.1」の観点から妥当なものであるかを検討する。

8.5.2

QOL 尺度間に概念上の重なりが乏しいあるいは存在しない場合は、
マッピングを実施することの適切性について検討する。

8.5.3

使 用 す る マッピング式 の 開 発 過 程 や 性 質 に つ い て は、MAPS
( MApping onto Preference-based measures reporting

Standards)声明のチェックリスト等を利用して詳細な報告が必要
である。

8.5.4
8.6

詳細な報告ができないマッピング関数を使用することは推奨しない。

対象者本人から回答を得ることが困難な場合などには、仮想的な健康状態
の シナリオを 用 い て、一 般 の 人々を 対 象 に SG( Standard gamble: 基 準
的賭け)法や TTO( Time trade-off:時間得失)法、DCE( Discrete choice

experiment:離散選択実験)法などの手法を用いて測定してもよい(ビニ
エット法)。

15