よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


費-1参考2 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59554.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第70回 7/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

10 費用の算出
10.1 「公的医療の立場」においては公的医療費のみを費用に含める。
10.2 各健康状態の費用は、評価対象技術によって直接影響を受ける関連医療費の
みを含め、非関連医療費は含めないことを原則とする。

10.3 各健康状態の費用の推計においては、日本における平均的な使用量や標準的
な診療過程等が反映されている必要がある。

10.4 各健康状態の費用の推計において、適切な場合には、
「10.3」の観点から実臨床
を反映した国内におけるレセプトのデータベースを用いることを推奨する。
ただし、レセプト上で健康状態の定義が困難である、評価時点においてデータ
の十分な蓄積がないなど、推計の実施が困難な場合はその限りではない。

10.4.1 レセプトデータを用いて推計する場合、各健康状態の定義とその根
拠を示さなければならない。

10.4.2 費用を推計するために用いた手法(外れ値処理や非関連医療費の除
外などを含む)については、用いたものとその根拠を示さなければな
らない。

10.5 各健康状態の費用の推計において、レセプトデータベースを用いることが困
難と判断される場合、あるいはより適切であると判断される場合は、標準的な
診療プロセス等に基づき積み上げで算定してもよい。

10.5.1 積み上げで算定する場合は、
「 10.3」の観点から、その算定根拠につ
いて示すこと。関連する資源消費項目と消費量について、レセプト
等のデータベースを用いて同定するなどしてもよい。

10.5.2 費用を積み上げで推計する場合は、医療資源消費量と単価を区分し
て集計、報告することを原則とする。

20

国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)