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費-1参考2 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59554.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第70回 7/16)《厚生労働省》
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9 データソース(費用を除く)
9.1

費用対効果におけるアウトカムや費用の推計を行う際には、想定する当該疾
患の治療プロセスについてその根拠とともに示す。

9.1.1

上記の治療プロセスは、日本における標準的なあり方を反映してい
ること。

9.2

費用対効果を推計するにあたって使用する有効性・安全性・QOL 値等のデー
タ(モデル分析を実施するにあたって使用する推移確率等のパラメータも含
める)については原則として、研究の質やエビデンスレベルが高く、かつ日本
における現実の臨床成績を反映しているものを優先的に使用する。

9.2.1

有効性・安全性・QOL 値等のデータ選定においては、国内外の臨床研
究の SR に基づくことを推奨する。適切なものであれば公開されて
いない臨床研究や治験の結果等を含めてよい。

9.2.2

原則としてエビデンスレベルの高いデータの使用を優先すべきであ
るが、研究の質や分析における対象集団、結果の外的妥当性等を勘案
して適切なものを使用することを推奨する。(例:RCT の結果が、実
際の臨床成績と大きく乖離している可能性があるなど)

9.2.3

適切な場合は、既存の臨床研究やデータベース等を再解析した未公
表の結果を活用してもよい。その場合は、患者背景や解析手法等に
ついて詳細を明らかにする。

9.3

国内外でデータに明確な異質性が存在する際には、国内データを優先して使
用する。

18

国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)