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資料1 医師の確保・偏在対策における医学部定員等について (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59054.html |
出典情報 | 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第10回 6/25)《厚生労働省》 |
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参考:医師確保計画策定ガイドライン ~第8次(前期)~ に基づく
都道府県における医師確保の取組
医師確保計画策定ガイドライン ~第8次(前期)~ (抜粋)
○
医師確保計画において定められる都道府県が行う対策は、地域枠医師等のキャリア形成プログラムの適用を受け
る医師に関する事項が中心になるものと考えられる。しかし、キャリア形成プログラムの適用を受ける医師以外に
ついても、医師確保計画が都道府県内の関係者の合意の上で策定されていることを勘案し、都道府県内の大学や医
師会、医療機関等が可能な限り医師確保計画に沿った対応を行うことが望まれることから、都道府県は、適切な関
与を行うこと。
具体的な施策(例)
<医師の派遣調整>
✓ 医師派遣については、都道府県が、医師派遣を必要としている医師少数区域等の医療機関と、医師派遣が可能な県内の医療機関を十分
把握していない場合もあることから、例えば、地域医療支援センターは医師確保が必要な診療科・医師数や、派遣元医療機関の候補を調
査し、医師派遣に必要な情報を正確に把握すること。
<キャリア形成プログラム>
✓ 都道府県は、「医師少数区域等における医師の確保」と「医師不足地域に派遣される医師の能力開発・向上の機会の確保」の両立を目
的としてキャリア形成プログラムを策定すること。(中略)キャリア形成プログラムにおいて、医師少数区域等の医療機関における就業
期間を定めること。ただし、都道府県の実情に合わせて、キャリア形成プログラムの内容を都道府県内で不足している診療領域に限る等、
不足している分野の解消に資するプログラムを設計すること。
<その他の施策>
✓ 地域に定着する医師の確保の観点から、地元出身の医師の養成を目的とした中高生を対象とする医療セミナーの開催や、地域医療を担
う医師を増やすことを目的とした医学部生を対象とする地域医療実習の拡充及び支援等の施策の検討を行うこと。また、地域枠を中心と
した、都道府県における就業に一定の関心を持つ医学部生や若手医師が大学、所属医療機関を超えて情報共有や意見交換を行うことので
きるプラットフォームを整備することも有用であると考えられる。
✓ 各都道府県内の基幹型臨床研修病院と協力型臨床研修病院は、地域重点型プログラムなどを用いてより多くの研修医が医師少数区域に
おける地域医療研修を行えるようにするのが望ましい。
✓ 寄附講座の設置に当たっては、若手医師等にとって魅力ある講師の選定や、医師の具体的な派遣人数、派遣期間等についても事前に取
り決めておくことが必要であるとともに、専門研修における連携プログラム等の取組と組み合わせて実施することが有効であると考えら
れる。
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都道府県における医師確保の取組
医師確保計画策定ガイドライン ~第8次(前期)~ (抜粋)
○
医師確保計画において定められる都道府県が行う対策は、地域枠医師等のキャリア形成プログラムの適用を受け
る医師に関する事項が中心になるものと考えられる。しかし、キャリア形成プログラムの適用を受ける医師以外に
ついても、医師確保計画が都道府県内の関係者の合意の上で策定されていることを勘案し、都道府県内の大学や医
師会、医療機関等が可能な限り医師確保計画に沿った対応を行うことが望まれることから、都道府県は、適切な関
与を行うこと。
具体的な施策(例)
<医師の派遣調整>
✓ 医師派遣については、都道府県が、医師派遣を必要としている医師少数区域等の医療機関と、医師派遣が可能な県内の医療機関を十分
把握していない場合もあることから、例えば、地域医療支援センターは医師確保が必要な診療科・医師数や、派遣元医療機関の候補を調
査し、医師派遣に必要な情報を正確に把握すること。
<キャリア形成プログラム>
✓ 都道府県は、「医師少数区域等における医師の確保」と「医師不足地域に派遣される医師の能力開発・向上の機会の確保」の両立を目
的としてキャリア形成プログラムを策定すること。(中略)キャリア形成プログラムにおいて、医師少数区域等の医療機関における就業
期間を定めること。ただし、都道府県の実情に合わせて、キャリア形成プログラムの内容を都道府県内で不足している診療領域に限る等、
不足している分野の解消に資するプログラムを設計すること。
<その他の施策>
✓ 地域に定着する医師の確保の観点から、地元出身の医師の養成を目的とした中高生を対象とする医療セミナーの開催や、地域医療を担
う医師を増やすことを目的とした医学部生を対象とする地域医療実習の拡充及び支援等の施策の検討を行うこと。また、地域枠を中心と
した、都道府県における就業に一定の関心を持つ医学部生や若手医師が大学、所属医療機関を超えて情報共有や意見交換を行うことので
きるプラットフォームを整備することも有用であると考えられる。
✓ 各都道府県内の基幹型臨床研修病院と協力型臨床研修病院は、地域重点型プログラムなどを用いてより多くの研修医が医師少数区域に
おける地域医療研修を行えるようにするのが望ましい。
✓ 寄附講座の設置に当たっては、若手医師等にとって魅力ある講師の選定や、医師の具体的な派遣人数、派遣期間等についても事前に取
り決めておくことが必要であるとともに、専門研修における連携プログラム等の取組と組み合わせて実施することが有効であると考えら
れる。
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