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総-4医療提供体制等について (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58993.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第610回 6/25)《厚生労働省》
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病院・診療所・訪問看護ステーション

課題

以上のような現状を踏まえ、特に以下のような観点から、診療報酬改定の方向性についてどのように考えるか。
<患者の高齢化への対応>
• 医療・介護複合ニーズを有する高齢者の増加が見込まれる中、「治し、支える医療」を実現する観点
<生産年齢人口の減少>
• 看護師の新規養成数がピークアウトするなど、職種によっては担い手の減少が見込まれる中、医療DX、タ
スクシフト・シェア等の推進により、生産性の向上を図り、地域の医療提供体制の維持・確保する観点
<急性期機能の維持・確保>
• 多くの医療資源を要する手術等が減少し、急性期病床の稼働率の低下等により、医療機関の経営への影響が
見込まれる中、急性期医療や救急医療を提供する体制を構築する観点

<特に医療資源が少ない地方部の課題>
• 都市部と地方部で医療提供体制に関する課題が異なる中、特にすでに人口減少がより進んでいる過疎地域等
において、拠点となる医療機関からの医師の派遣や巡回診療、ICTの活用等の様々な方策により、地域で
不可欠な医療機能を確保する観点

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