総-4医療提供体制等について (128 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58993.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第610回 6/25)《厚生労働省》 |
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(大分県の事例)
令和5年度
第1回医療政策研修会資料
取組みの背景、課題
○ 無医地区人口が7,145人で全国5位(令和元年10月調査時点)
○ 医療受診機会の充実に向け、交通アクセスに課題がある離島やへき地、在宅現場でのオンライン診療の普及が課題
解決に向けての取組み
実証実験の様子
○ 離島・へき地における実証実験の実施(R3~)
医師
高齢者にも利用しやすいオンライン診療の形態や遠隔聴診システム等のICTデバイスの有用性を検証
○ タブレット等情報通信機器導入支援(R4~)
オンライン診療時に機器操作を支援する訪問看護師用のタブレット購入経費を支援
○ オンライン診療の普及のための医療従事者向けセミナーの開催(R4~)
看護師
「オンライン診療に関する実例や工夫を知りたい」との医療機関の声を踏まえ、
県内外の実践者を講師に迎え、現状と課題、先進事例を紹介し横展開を図った
(参加医療機関:106機関)
患者
ポータブルカメラ使用時
成果、課題など
◼ 実証に協力いただいた医療機関がオンライン診療に取り組むこととなった
◼ 17箇所に33台の操作支援用タブレットを配置
・オンライン上で医師に相談できるので効率的な治療が提供できた(看護師)
・外来受診が困難な患者の身体の負担や、家族の介護負担を軽減できた(看護師)
◼ オンライン診療実証時の声
・看護師や家族に支援してもらいながら受診でき、対面診療と比べても違和感はない(患者)
・痒いところに手が届かない、聴診・触診したくてもできない(医師)
・指示する側も指示を受ける側も難しく感じた(看護師)
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(出典)大分県オンライン診療推進事業(大分県医療政策課ご提供)