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○パブリックコメント、公聴会の報告について-2-1 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第515回  2/2)《厚生労働省》
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(4)「令和4年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」についての主な意見(適宜集
約して記載)
Ⅰ 新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築
Ⅰ-1 当面、継続的な対応が見込まれる新型コロナウイルス感染症への対応(45 件)
主な意見の内容
○ 新型コロナウイルスに関連する診療報酬上の加算について
・廃止された「感染症対策実施加算」を再開し、廃止予定の「乳幼児感染予防策加算」を継続
してほしい。(同旨2件)
・オミクロン株対応で負担を強いられる中、診療報酬改定において十分な配慮”特例措置”を
お願いしたい。
・外来・入院医療機関双方の医療従事者の努力に見合った形での評価をしてほしい。(同旨3
件)
・十分な院内感染対策を出来るだけの点数を付けてほしい。
・新型コロナ感染への対応は地域の実情を考慮してほしい。
・診療所や病院が地域医療で担っている役割を正当に評価し初・再診料や入院料等、基本診療
料そのものを引き上げるべき。
・地域医療の一端を担う中、新型コロナウイルスの影響を受けて従業員維持の資金不足に直面
している。従来の出来高払いの報酬体系に疑念が生じている。
・新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れる医療機関でも経営を安定的に行えるよう、ま
たスタッフに対しての処遇を確保するためにも、特例的評価の継続・充実が不可欠。
・新型コロナウイルス感染症への対応する、急性期医療を担う保険医療機関が正しく補助金を
受け取れる法整備が必要と考える。
・「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて」における、結核
病棟の取り扱いを整理してほしい。
・発熱患者と陽性患者のみコロナ加算を算定可能とし、それ以外の患者の診療報酬を全体的に
下げるべき。

件数
16 件

○ 歯科における新型コロナウイルス感染症対策について
・歯科診療所においても感染防止に係る対策が必要であり、初診料及び再診料へのコロナ感染
対策加算等の新設を希望する。(同旨7件)
・歯科では従来からスタンダードプリコーションに基づいた感染対策が実施されており、今後
も医療従事者、患者の双方が安心して歯科診療所での診療を実施できるよう診療料の評価を
見直してほしい。(同旨7件)
・歯初診の施設基準の4年毎の研修の受講について、歯科診療所でクラスターは発生しておら
ず、受講の義務化は不要と考える。
・スタッフが濃厚接触者となった場合は歯科衛生士がいない状態での診療を強いられるため、
ブラッシング指導を行っても衛生士実地指導を算定できない。歯科医師による実地指導を新
たに算定項目として取り入れることはできないか。
・歯科においても感染予防の評価を細目に分けて実施するべき。
・当面、継続的な対応が見込まれる新型コロナウイルス感染症への対応として、補綴処置の際
における印象採得の方法として、「光学印象」の保険適応を要請する。
・刺激の少ない医薬部外品の歯科口腔薬を医科でも処方できるようにしてほしい。

21 件

○ その他
・早くワクチン接種ができる環境を整えてほしい。また、予約を取る際に混乱が生じないよう
にしていただきたい。
・新型コロナウイルス PCR 検査及び抗原定性検査について実態に見合った点数で設定しなおす
ように要望する。(同旨3件)
・ワクチン接種と同じように PCR、抗原検査等の検査場所を増やす、ネット等で簡単に予約がで
き希望者が順次受けられる体制を希望する。
・コロナ患者対応時の処方がエビデンスに基づくものとなるよう、診療報酬で評価をしてほし
い。

8件

4