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○パブリックコメント、公聴会の報告について-2-1 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第515回  2/2)《厚生労働省》
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歪曲されているのではないか。
・現状の低い診療報酬のままでは、働き方改革どころか現状を維持するだけでも精一杯であ
る。

Ⅱ-3 医療機関内における労務管理や労働環境の改善のためのマネジメントシステムの実
践に資する取組の推進(6件)
主な意見の内容
○ コメディカル職の働き方について
・歯科衛生士の高度プロフェッショナル制度が必要である。能力が高い歯科衛生士には労働基
準法範囲で働くのではなく、自身の能力に合わせ判断を行い患者の健康管理を行うような働
き方も用意すべきである。
・急性期病院ではコメディカル・パラメディカルも病院や患者のために相当な業務量を担当し
ており、様々な職種の労働環境改善に言及してほしい。

件数
2件

○ 手術及び処置に係る時間外加算について
・現在、手術及び処置に係る時間外加算1の要件では、ごく一部の大病院でしか届出できな
い。勤務医の負担軽減を推進するためにも、中小病院でも届出・算定できるようにすべきで
ある

1件

○ 夜間看護体制加算について
・2021 年 12 月8日の中医協の総会時の議論において、「11 時間以上の勤務間隔の確保」を夜間
看護体制加算の必須項目にするといった意見が出されたと聞いているが、必須項目にすると3
交代制の病院や人員配置が少ない中小の病院は加算対象から外れてしまうので、必須項目にす
ることはやめてほしい。

1件

○ その他
・急性期病院には、どうしても 36 協定の範囲内では業務が収まらない職場もあることを認識し
てほしい。そのような現場で電子カルテのログイン・ログアウト時間を以て勤務時間とする
のは難しいと感じる。
・医師の働き方改革、タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療も医療従事
者不足を改善しなければ根本的に意味がない。まずは診療報酬以前に医療従事者の不足改善
を行うべきではないか。

2件

Ⅱ-4 各職種がそれぞれの高い専門性を十分に発揮するための勤務環境の改善、タスク・
シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進(16 件)
主な意見の内容
○ 医師事務作業補助体制加算について
・医師事務作業補助者の業務内容は施設基準で規定されているが、より明確にしてほしい。そ
のなかで、クリニカルパスに係る業務について医師事務作業補助者はどの範囲で従事してよ
いのかを明記してほしい。
・医師事務作業補助体制加算の施設基準が緊急入院患者数や全身麻酔による手術年間件数など
厳しい要件となっており、見直しを要すると考える。
・医師事務作業補助者の業務範囲を看護師の事務補助にも拡大するほうが、無駄なく活動でき
ると考える。
・医療事務作業補助者(非薬剤師)による一包化行為も容認してほしい。
○ 看護師の特定行為研修について
・現在特定行為研修修了者として病院内で活動しているが普段の看護業務にプラスアルファさ
れる部分に関しての人員の増加や配置基準の変更がない。そのため実際のタスクシフトが円
滑に行われていない。
・修了者の扱いも資格制度とはいわないまでもほぼ新たな資格として認識している関係者が多
数であり国・関係機関からの説明が不足している。診療報酬の改定に合わせて特定行為研修
修了者の扱いや加算案件がはっきりしなければ病院・組織として動くのは難しいと思われ
る。
・栄養サポートチーム加算等の要件である看護師の 40 時間研修と特定行為研修を比較すると後

16

件数
4件

6件