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○パブリックコメント、公聴会の報告について-2-1 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第515回  2/2)《厚生労働省》
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Ⅱ-5 業務の効率化に資する ICT の利活用の推進、その他長時間労働などの厳しい勤務環
境の改善に向けての取組の評価 (23 件)
主な意見の内容
○ 施設基準の届出、レセプト請求に係る事務について
・国保、基金からの増減点、過誤調整(二次審査、保険者による再審査)について、情報提供
の形態(紙ではなくデータ<csv ファイル等>を希望)や、その情報の見やすさについて改善を
求める。(同旨 11 件)
・「算定ルールの複雑化」は、医療機関の負担増となり予期しない過誤請求・萎縮請求の元凶
となるため簡素化を行うべき。(同旨1件)
・従来どおり、紙面での届出について医療機関の選択を妨げないでほしい。
・コンピュータによる審査を正確に行うために、一定の摘要欄記載が必要なことは分かるが、
歯科における「暫間固定」において、固定方法、〇回目、歯周外科の予定の有無の3つの記
載は不必要ではないかと考える。
・感染症拡大を防止するため各種届出などを郵送するようにしているが、郵送料負担や期日前
に前倒しで作業が必要等の負担があるため、すべての施設基準についてオンラインでの提出
が出来るようにしてほしい。
・基準を定めないと著しく医療提供に支障をきたすものに限って施設基準の届出を求めるな
ど、届出医療の制度全般の見直しにも着手してほしい。
・診療報酬明細書摘要欄のコメントに共通のレセプト電算処理システム用コードを用いる機会
が増えたが、歴週で一部明確なルールが定まっていないことで、返戻に繋がったケースがあ
る。歴週や1週間単位で算定要件を満たす診療報酬の場合、当月第1週目と最終週の算定時
に、どのように実施日のコードを入力すべきか指針を定めてほしい。

件数
9件

○ カンファレンスの実施等の要件見直しについて
・訪問診療で継続管理中の患者に対して新型コロナウイルス感染症に対応する施設内に立ち入
れない場合の特例措置も検討すべき。
・機能強化型、連携型の在宅療養支援診療所の施設基準に定められた月一回の連携体制におけ
るカンファレンスについても、ビデオ通話等の ICT を活用したカンファレンスを認めてほし
い。(同旨1件)

3件

○ 記録の簡素化について
・歯科は医科よりも診察時間は長くかかり、準備や片付け等の業務も多い。1日での処置本数
による加算等の評価、また業務の効率化・合理化の面からも、煩雑な算定要件である診療
録、提供文書等への記載等についてのさらなる簡略化を進めてほしい。
・処置後にカルテ記載をして文書提供できるまでの患者の待ち時間発生等で苦情になることも
あるので、文書提供の要件緩和・記録の簡素化を求める。(同旨1件)

3件

○ 行政からの情報発信・情報公開について
・地方厚生局が厚労省に照会した結果等について、可能な限り疑義解釈で公表することを求め
る。
・地方厚生局によって、施設基準の細かい情報(入院加算等の区分など)も公開されている/
公開されていないといった違いがある。統一して幅広く公開することを求める。
・「答申」では、診療報酬点数表が公表されるが、点数の変更箇所について Excel ファイルで
も提供してほしい。多くの医療機関が自施設で PDF ファイルから変更前後の比較行を作成し
ており手間がかかっている。

3件

○ オンライン診療について
・オンライン診療で行える医療の範囲は限定的であり、現在のような営利企業を優遇する方策
で行うのは患者の不利益を誘発すると思われる。
・薬剤の添付文書に照らしても矛盾や齟齬が生じると思われるため、初診からオンラインで診
察する場合には、処方は不可とする等の制限を検討すべき。

2件

○ その他
・キャッシュレス決済は、業務効率化および現金授受に伴う感染症リスクの削減に寄与すると
考えるので、こちらも加算点数の創設等を検討してほしい。
・歯科用口腔内スキャナーを使用することで、患者の負担軽減、スタッフの労働時間の短縮、
労働環境の改善を図る事が可能となるため、歯科用口腔内スキャナーの導入推進を検討して
ほしい。

3件

18