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○パブリックコメント、公聴会の報告について-2-1 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第515回  2/2)《厚生労働省》
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Ⅲ-2 医療におけるICTの利活用・デジタル化への対応(74 件)
主な意見の内容
○ 情報通信機器を用いた場合の初診について
・精神科診療においては,オンラインの初診には反対。
・オンライン初診の恒久化には賛同できない。あくまで対面診療の補完に留めるべき。(同旨
10 件)
・かかりつけ医以外でもあらかじめ診療録や診療情報提供書、健康診断結果等で医師が状態を
把握できる場合に初診からのオンライン診療を可能とする方向で進んでいるが、この“状態
把握”が果たして対面による初診と同水準の質を確保できるのか疑問。

件数
13 件

○ 情報通信機器を用いた場合の再診について
・電話による投薬については、コロナ禍に伴う時限的・特例的措置であり、平時の診療に適用
するのは適当でない。
・電話再診を続けなくてはかかりつけ医がコロナ診療の一端を担うことは困難になる。

2件

○ 情報通信機器を用いた場合の医学管理等について
・様々な事業者より、患者が自らの症状を記録し共有するツールが提供されているが、これら
のツールによりオンラインにて日常的に症状を管理する場合も、遠隔モニタリングの一つと
して診療報酬の対象にならないか。
・口腔内の光学的なデジタルスキャンを認めてほしい。(同旨3件)
・オンライン診療の価値と可能性を正当に評価すべき。
・対面診療が足りている場所ではオンライン診療の点数は低く、対面診療が足りていない地域
ではオンライン診療に加算をつけるべき。
・患者情報等についてメール等による情報共有を可としてほしい。(同旨2件)
・オンライン診療は情報セキュリティについての議論が不十分。
・ICT 活用においてトラブルが起きた時の責任範囲などルール作りが必要。

12 件

○ 情報通信機器を活用した質の高い在宅歯科医療の提供について
・訪問口腔衛生指導の評価のみではなく、同様に居宅療養管理指導費(歯科衛生士)に関して
も評価が必要。(同旨9件)
・ICT 活用は重要だと思うが、現場に行って実際に行う訪問衛生指導の点数を引き下げるのはや
めてほしい。(同旨1件)
・患者宅の状況をある程度把握する・家族とコミュニケーション取る意味でも、在宅歯科診療
の ICT 活用を進めてほしい。
・情報通信機器を活用するのは重要だが、ネットワークツールの整備をすべき。(同旨2件)
・情報通信機器を用いた訪問歯科衛生指導については、実用性の検証が不十分。(同旨2件)
・歯科衛生士を介してだけでなく、患者自身のタイミングで相談に応じるべき

20 件

○ 情報通信機器を用いた服薬指導等について
・全く記録のない電子お薬手帳持参時に「手帳持参あり」と算定していいのか。
・オンライン接続されていないカルテからも容易に閲覧できるならよいが、現状できないため
お薬手帳の電子化は困る。
・薬価収載され運用を開始する際の負担をよく考え ICT を活用してほしい。
・「薬局内の定められた場所」からのオンライン服薬指導を算定すべき。

4件

○ 情報通信機器等を用いた栄養食事指導について
・情報通信機器を活用した栄養食事指導を初回時から行えるようにしていくべき。
・オンライン食事指導の点数化を希望。

2件

○ データ提出加算に係る届出を要件とする入院料の範囲拡大について
・算定回数の少ない中小病院にとっては病床規模に応じた点数の増点が必要。(同旨1件)
・診療所では物理的に対応不可能であり、要件化には反対。

3件

○ 適切な診療記録の管理について
・適切な診療記録の管理を推進する観点から、「診療記録管理者」の部分を「診療情報管理
士」と明記するべき。(同旨1件)
・別の加算の形(診療情報セキュリティー対策加算)が必要。
・システム更新費用を回収できるような加算あるいは点数設定を希望。

5件

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