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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (28 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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【井上座長】

ありがとうございます。全てを統合して実践するというイメージだったと

いうお話しだと思います。長津先生,どうぞ。
【長津委員】

ここはまさしく私たちのフィールドかと思うのですけれども,これはまた

別な議論にはねると嫌ですが,そもそも,例えば言葉の使い方の問題ですが,87ページの学
習事項例示の(2)です。例示がいいか悪いかというのはまた別なわけですけど,薬物治療
に必要な患者情報というところは,我々からすると薬剤師は患者の服薬管理を行うのだと
いう,まずその主張があります。その服薬管理というのは,そもそも薬学的管理の中の服薬
管理という階層があって,その服薬管理は何かというと,その上の学習目標のところの,5)
の患者の服薬行動や云々というところがまさしく服薬管理というところにリンクしてくる
のかと思います。
可能であれば,私たち薬剤師は,服薬管理という薬学的管理の中,薬学的管理というのは
薬そのもののいろんなことがありますけども,患者さんの服薬行動云々というのはまさし
く服薬管理を行うのだというのが薬剤師としてのミッションですので,どこかでその服薬
管理という言葉を入れていただけますと,我々としても,すごく目がなじんでくるので,鈴
木先生,その辺は可能でしょうか。
【鈴木委員】

承りました。これはまだ試案で,この患者情報については,実は物すごく

いろんな意見が出て,ワーキングの中でも相当もめた事項で,もう消してしまおうかと考え
たこともあったのですけど,今言われたみたいに,これからの薬剤師が何をすべきかを考え
て,必要な事項は入れていったほうがいいかと思いますので,服薬管理ということも,きち
っとどこかに明示するということは考えてみたいと思います。また先生からも御意見いた
だければと思います。
【長津委員】

承知しました。

【井上座長】

ほかにはいかがでしょうか。

【矢野委員】

矢野です。先ほど来もお話がありましたが,このタイトルですが,Fの臨

床薬学というところは少し再考していただけたらと思います。
理由は,私たちは医療薬学イコール臨床薬学というようには思っていたのですけれども,
こうすると全く別のものになってくるということがあって。前は薬学臨床ということが今
回,臨床薬学にされたということですが,そこの辺りと,むしろ前の薬学臨床のほうがイメ
ージに合うかということとか,あるいは,臨床で実践する薬学とか,何かもうちょっと言葉
を入れたほうがいいのかと思います。

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