よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (12 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

もう,まさにこれはコアであって,それ以外のことは各大学でどんどんディプロマに合わ
せてやってくださいというのはこれからの方針だと,さっきまさにおっしゃったので,その
コアとして示すものとして,ここの例示というようなものを外して,ここ以下全体をコアと
してしまうという考え方というのはないのかと思って。理由は,結構いけていると思ってい
るので。そうでない部分もあるのですけど。
以上です。
【本間副座長】

ありがとうございます。検討会の議論でもそういう話も出なかったわけ

ではありませんが,まず先生がおっしゃったとおり,具体的なことを書くと,それを必ず守
っていただくような形になり、それが現在のSBOsを中心とする現行のモデル・コア・カリキ
ュラムが窮屈な原因になっていると検討会で考えました。
ですので,コアの部分,守るべきコアの内容は学習目標として掲げ,概念化し,一般化し
た内容として掲げたわけです。そこにもう少し具体的な分かりやすい形で示すということ
で,学習事項というものを付け加えたのであって,学習事項が本質ではないのです。学習目
標を見ていただいて,それから各大学の考えに従ってカリキュラムをつくっていただこう
ということです。
何か細かいことを列挙すると,それが独り歩きしてしまって,それが守られてしまう傾向
にあるというのは,小澤先生がおっしゃったとおりだと思いましたので,逆に,これはあく
まで例ですよということで,なかなかなじみがないのかもしれませんが,そういう考え方で
まとめられたものでございます。先生の御意見は分かりましたので,またこの先引き継ぐこ
とかなと思います。ありがとうございました。
【小澤委員】

ありがとうございました。

【井上座長】

ほかにいかがでしょうか。

【長津委員】

薬剤師会の長津です。よろしいでしょうか。今の小澤先生の話を聞いてな

るほどと思ったのですけど,真面目なのは学生だけじゃなくて教員の方も真面目だという
薬学の特徴があるわけですね。それを踏まえた上で,私もこれの学習目標,例示はこの際,
触れないでおこうと思いますけど,どんどんイメージが細かくなっていってしまって,僕ら
が言っているのは,医療というのはあくまでも患者中心であるということが前提にあって,
その上での学問だと思っています。
そう考えると,この今お示しいただいている資料の4ページの学習目標B-1-3の「行動規
範と法的責任」の最初のところですけど,ここまでがその気持ちというか,薬剤師の魂を表

-12-