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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (11 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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おりませんし,例示以外を入れていただいても全く問題ございませんし,あるいはまた学習
目標自体も,それに加えて新しいものを各大学で取り入れていただいても,基本的には問題
もない,先ほど申し上げたとおりでございます。例示という意味はそういうつもりでまとめ
られているということでございますが,いかがでしょうか。
【矢野委員】

ありがとうございます。最低の,重要度の取り上げ方が様々かと思いまし

て。例えば学習事項の6番のヘルシンキ宣言,次のベルモントレポートというのはどうでし
ょう。あまりミニマムのところではないかと思うのですけど,そういうことが入っていたり
とか。その下のジョンセンの4分割表とか,例示とされるのですが,少し深いところまで入
っているところもあるのかという,そういう印象を持ちました。
【本間副座長】

ありがとうございます。おっしゃる御意見,そういう御意見が,これか

ら次に引き継ぐ組織といいますか,そういう場で具体的な議論をしていただくのだろうと
思います。そこで改めて取捨選択をされて完成版へ向かうと考えております。現在は素案と
して,議論の材料を御提供させていただいたと思っておりますので,今後は,それこそ全国
レベルと申しますか,具体的に関わっておられる先生方の御意見を伺って,具体的なところ
は取捨選択,改めていくというふうになるのだろうと思っております。よろしいでしょうか。
【矢野委員】

ありがとうございました。

【小澤委員】

よろしいでしょうか。今の矢野先生の御指摘,私もまさにそのとおりだと

思っていて。もう本間先生も御存じのように,薬学というのは物すごく皆さん真面目といい
ますか,従順といいますか,そのときにこの例示と示されると,例えばCBTはこれからどう
なるのか,国家試験はどうなるのかという話が出てきますよね。
さらに言えば,私が言っちゃいけないことですけど,薬学教育評価のときにも,いわゆる
基準にも準拠と書いてあり,それからモデル・コア・カリキュラム,これはガイドラインで
すよというふうに,しかも二重に書いてあるにもかかわらず,網羅率が97%はけしからんな
んていう改善点がついたりするわけですよ。つまり,それを僕はあまりよくないとは思いま
すけど,でも,それぐらいすごく真面目な集団であるということを理解しておいたほうがい
いと思っていて。
これを見させていただいたら結構いい感じで網羅できていますよね。よく頑張ってつく
ってくださったと思うのですよ。ですので,今,本間先生がまさにおっしゃったように,こ
の次で,もう少し,さっきまさに矢野先生がおっしゃったような重要度に合わせて本当のコ
アに絞っていただいて,あっさり例示は取るという方向性というのはないのでしょうか。

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