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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (14 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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【井上座長】

ほかにはいかがでしょうか。
「社会と薬学」に関してよろしいでしょうか。

もし特になければ次に行きたいと思います。次は「科学的根幹としての基礎薬学」,いか
がでしょうか。この「科学的根幹としての」という言葉が,果たしてこれでいいのかという
議論も当然あろうかと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。
【小澤委員】

よろしいでしょうか。ここも多分御苦労された,御議論されたと思うので

す。このCの「科学的根幹としての基礎薬学」というのは,基礎薬学とは基本的には科学的
根拠になるので,こここそ臨床につながる基礎薬学というメッセージを伝えられたらいい
と思ったのです。本間先生がさっきまさにおっしゃっていたのは,そういうことをおっしゃ
っていたのだろうと。ただ,多分御議論の上で,そんなことは無理だよというのでここに落
ち着いたのだと思いますけども,一応そういうふうに思いました。こここそ臨床につながる
基礎薬学と前面に出していただければ,皆さん少しずつマインドを変えていただけるので
はないかと思いました。
以上です。
【本間副座長】

ありがとうございます。大項目の名前の冠については,いろんな意見を

いただきました。私も伺っております。この「科学的根幹としての」とか,
「臨床に繋がる」
とかという冠をつけていただいたのですが,これはまさに班,それぞれの班の強い,熱い思
いでございます。それを尊重させていただいて,こういうふうに掲げさせていただきました
が,これも全て次にという言い方で恐縮ですけれども,次のしかるべきところで,もうこれ
は十分分かっているからいいよ,ということであれば,省くことも考えてよろしいかと思い
ます。
ただ,これはそれぞれの熱き思いが伝わっているということでございまして,当たり前と
いえばもうそれまででございますが,そういう気持ちを改めて冠につけたということかと
思っております。
【小澤委員】

本間先生の御苦労も,そういうお気持ちだというのも分かるのですけど,

僕が言いたかったのは,そういう冠が要らないのではないかということではなく,こここそ
臨床につながる基礎薬学というメッセージを入れられれば,先ほど本間先生がおっしゃっ
ていたことというのが学生にも伝わるのかと思っただけですので,言ってみれば感想です。
【本間副座長】

分かりました。その点につきまして,基礎薬学では結構議論が行われた

のではないかと思っております。臨床につながる内容に絞るべきだという意見は,もう非常
に昔からというか,6年制になった当初から議論をいただいているのではないかと思います。

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