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資料1-2-1診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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感染症に関連した下位運動ニューロン障害

ポリオ後症候群など
(9)(8)

傍腫瘍症候群

(109)先天性多発性関節拘縮症
(1110)神経筋接合部疾患
D.遺伝学的検査
以下の遺伝子変異いずれかが認められる。
(1)SMN1 遺伝子欠失遺伝子が2アレルとも欠失(0コピー数)
(2)SMN1遺伝子が 1 コピーかつ病的と判断される SMN1 遺伝子変異
(3)SMN1 遺伝子の点変異または微小両アレルに、病的と判断される SMN1 遺伝子変異
(3)IGHMBP2 の変異
(4)その他の遺伝子 IGHMBP2 の両アレル性の病的変異

<診断のカテゴリー>
Definite: 1:A(1)下位運動ニューロン症候を認め、(2)上位運動ニューロン症候は認めず、(3)経過は進行性
で、かつBの(1)~(3)を満たし、Cの鑑別すべき疾患を全て除外したもの
Definite: 2:A(1)下位運動ニューロン症候を認め、(2)上位運動ニューロン症候は認めず、(3)経過は進行性
で、かつDを満たし認め、Cの鑑別すべき疾患を全て除外したもの
Probable :D の(1)~(3)のいずれかを認め(※)、I 型・II 型およびそれに準じた発症が予測されるもの
※遺伝学的検査に関するレポート添付を必要とする。
<注意>
1) Probable においては、精度の高い検査に基づき、SMN2 遺伝子検査を含めた慎重な判断が求められる。
また、家系内発症者の有無なども参考にできる。
2) 本遺伝学的検査の実施にあたっては、十分な倫理的配慮と、検査前に患者・家族への十分な説明およ
び、必要に応じて遺伝カウンセリングを実施すると共に、診断基準として用いられうるに足る精度管理が
求められる。
参考:「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」日本医学会(2011 年 2 月)

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