よむ、つかう、まなぶ。
【資料1-3】候補成分へのご意見募集に寄せられたご意見 (18 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70651.html |
| 出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第35回 2/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
の責任を問えるのか。
3.使いすぎだから OTC にして医療費削減を問題にする前に、細かい診断をしないまま吸入薬を処方しているなど医師側も使い
方を見直すなど考えるべきことはまだある。
○呼吸器内科医Bの意見
1.シムビコートの適応病名に咳喘息はない。そもそも「咳喘息」の概念は明確なものはないので、パブリックコメントの例文は
好ましくない。
2.シムビコートのみを対象として OTC にする根拠を教えてほしい。
3.咳の原因が肺炎であった場合、病状悪化のリスクがある。肺がんなどの重要疾患も鑑別にあがる。鑑別診断などの医学をどの
ように考えているか。咳の原因疾患は多岐にわたっている。有名な長引く咳の原因に結核がある。結核が蔓延した場合は、誰が責
任をとるのかを明らかにしてほしい。
○精神科医Aの意見
シムビコートは、現時点では医師の診断と継続的な医学的管理のもとで使用される体制を維持することが、安全性の観点から望ま
しいと考える。シムビコートは喘息および COPD の長期管理に用いられる薬剤であり、疾患の診断、重症度評価、吸入手技の確
認、副作用のモニタリングが不可欠である。これらは医療機関での継続的な診療を前提として成り立つものであり、OTC 化によ
って管理が不十分となることが懸念される。症状の一時的な改善により受診が遅れる可能性もあり、結果として重症化を招くリス
クを考慮すべきと考える。薬剤師による対応のみで、診断・重症度評価・治療効果判定を十分に担保できるのかについては疑問が
残る。特に、基礎疾患を有する患者や小児・高齢者においては、医師の関与が不可欠である。安全性確保の観点から、OTC 化あり
きではなく、医療現場の実情を踏まえた再検討を求める。日常診療に携わる立場から、本医薬品の OTC 化については慎重である
べきと考える。
シムビコートタービュヘイラー(ブデソニド/ホルモテロール配合吸入剤)のスイッチ OTC 化について、医療者の立場から強い
懸念を有しており、現時点での OTC 化には反対し、極めて慎重な検討を求める。
シムビコートは、吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作用性β2 刺激薬(LABA)の配合剤であり、気管支喘息および慢性閉塞性肺
86
個人
疾患(COPD)の長期管理に用いられる医療用医薬品である。これらの疾患は、症状のみで診断できるものではなく、呼吸機能検
査、重症度評価、鑑別診断を踏まえた上で、継続的な医学的管理が不可欠である。特に喘息診療においては、ICS の定期使用が治
療の根幹である一方、LABA は単独使用で重篤な副作用や死亡リスクが指摘されてきた経緯があり、必ず医師の管理下で ICS と
併用されるべき薬剤である。シムビコートはこの点に配慮された配合剤ではあるが、その安全性は「適切な診断」「適切な用量設
定」
「定期的な評価」を前提として担保されている。また、シムビコートは吸入製剤であり、正確な吸入手技が治療効果と副作用
18
46 / 51
3.使いすぎだから OTC にして医療費削減を問題にする前に、細かい診断をしないまま吸入薬を処方しているなど医師側も使い
方を見直すなど考えるべきことはまだある。
○呼吸器内科医Bの意見
1.シムビコートの適応病名に咳喘息はない。そもそも「咳喘息」の概念は明確なものはないので、パブリックコメントの例文は
好ましくない。
2.シムビコートのみを対象として OTC にする根拠を教えてほしい。
3.咳の原因が肺炎であった場合、病状悪化のリスクがある。肺がんなどの重要疾患も鑑別にあがる。鑑別診断などの医学をどの
ように考えているか。咳の原因疾患は多岐にわたっている。有名な長引く咳の原因に結核がある。結核が蔓延した場合は、誰が責
任をとるのかを明らかにしてほしい。
○精神科医Aの意見
シムビコートは、現時点では医師の診断と継続的な医学的管理のもとで使用される体制を維持することが、安全性の観点から望ま
しいと考える。シムビコートは喘息および COPD の長期管理に用いられる薬剤であり、疾患の診断、重症度評価、吸入手技の確
認、副作用のモニタリングが不可欠である。これらは医療機関での継続的な診療を前提として成り立つものであり、OTC 化によ
って管理が不十分となることが懸念される。症状の一時的な改善により受診が遅れる可能性もあり、結果として重症化を招くリス
クを考慮すべきと考える。薬剤師による対応のみで、診断・重症度評価・治療効果判定を十分に担保できるのかについては疑問が
残る。特に、基礎疾患を有する患者や小児・高齢者においては、医師の関与が不可欠である。安全性確保の観点から、OTC 化あり
きではなく、医療現場の実情を踏まえた再検討を求める。日常診療に携わる立場から、本医薬品の OTC 化については慎重である
べきと考える。
シムビコートタービュヘイラー(ブデソニド/ホルモテロール配合吸入剤)のスイッチ OTC 化について、医療者の立場から強い
懸念を有しており、現時点での OTC 化には反対し、極めて慎重な検討を求める。
シムビコートは、吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作用性β2 刺激薬(LABA)の配合剤であり、気管支喘息および慢性閉塞性肺
86
個人
疾患(COPD)の長期管理に用いられる医療用医薬品である。これらの疾患は、症状のみで診断できるものではなく、呼吸機能検
査、重症度評価、鑑別診断を踏まえた上で、継続的な医学的管理が不可欠である。特に喘息診療においては、ICS の定期使用が治
療の根幹である一方、LABA は単独使用で重篤な副作用や死亡リスクが指摘されてきた経緯があり、必ず医師の管理下で ICS と
併用されるべき薬剤である。シムビコートはこの点に配慮された配合剤ではあるが、その安全性は「適切な診断」「適切な用量設
定」
「定期的な評価」を前提として担保されている。また、シムビコートは吸入製剤であり、正確な吸入手技が治療効果と副作用
18
46 / 51