よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○調剤(その2)について-2 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第492回  10/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ポリファーマシーの現状等


ポリファーマシーとは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等
の問題につながる状態を指す(多剤服用の中でも害をなすもの=ポリファーマシー)
○ ①新たな医療機関の受診による服用薬の積み重ね、②薬物有害事象に薬剤で対処し続ける「処方カスケード」の発生、により
ポリファーマシーが形成される可能性がある
○ 高齢者では6種類以上の投薬で有害事象の発生増加に関連したというデータがある
○ 75歳以上の高齢者が1ヶ月間に1つの医療機関から処方される薬剤種類数は、約31.7%で6種類以上

1 ポリファーマシーが形成される事例※1

2 服用薬剤数と薬物有害事象の頻度※1

3 調剤レセプト1件あたりの薬剤種類数※2
75歳以上
65~74歳

16.8%
20.8%

31.4%

20.1%

36.5%

31.7%

19.1%

1種類

23.6%
2~3種類

※1 出典:高齢者の医薬品適正使用の指針 総論編(2018年5月厚生労働省)に基づき医療課において作成
※2 出典:令和2年社会医療診療行為別統計

40~64歳

24.9%

15~39歳

26.5%

0~14歳

24.9%

0%

41.3%
43.5%
44.1%

50%

19.5% 14.3%
19.4% 10.6%
20.6% 10.4%

4~5種類
6種類以上

100%

46