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6 先進医療技術の科学的評価等について(参考資料6-4)[2.8MB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00111.html
出典情報 先進医療会議(第149回 12/4)《厚生労働省》
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先進医療会議からの指摘事項に対する回答
先進医療技術名:
A12「内視鏡的憩室隔壁切開術」

所属・氏名:呉医療センター

令和7年 11 月 13 日
内視鏡内科 田丸 弓弦

1.
○総括報告書の中間報告時の患者数は 22 人ですが、実施件数は 27 件です。ご説明をお願
いいたします。(令和 6 年 6 月までの実施例を総括報告書の対象としたという理解でよろしい
でしょうか。)
【回答】
乖離(5 件)の検討をしたところ、
1 例:実際は適格基準を満たしていなかった
1 例:治療効果なく、追加手術施行したところ Zenker 憩室ではなく、Killian-Jamieson 憩室で
あった
1 例:報告漏れ
2 例:不明

2.
○定期・総括報告書に記載されている有効性評価では、「治療 3 か月後(20 例)には 18 例で
症状の改善を認めた」「3ヶ月時点で効果のなかった3例中1例は外科手術に移行した」「1年
後まで経過観察し得た14例で1例の再発がある」とあるが、22例全員の1年後までの経過
について確認されているか。
○定期・総括報告書に記載されている安全性評価では、「3例で術後疼痛、1例で発熱を認
め、保存的に改善」とあるが、これらに対する保存的加療について、病態や薬物投与などの
治療の状況の詳細を説明してください。
【回答】
〇有効性評価
本日(2025 年 11 月 13 日)時点で 2024 年 7 月までに施行した 17 例は 1 年経過している。その
うち、臨床的不成功であった 1 例を除いて 12 ヶ月後の経過が確認済みである。残りの 5 例は手技
終了後 1 年経過していない。
〇安全性評価
術後疼痛:詳細を確認したところ 2 例であった。いずれの症例も咽頭痛のみであり経過観察で改
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