よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


6 先進医療技術の科学的評価等について(参考資料6-4)[2.8MB] (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00111.html
出典情報 先進医療会議(第149回 12/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

また、検査未実施症例の集積についても併せて行い、検査実施症例との非ランダム化比較も改めて検討
できればと考えている。
3.
本検査の問題点に採取の際の膣内細菌の contamination があるが、contamination の問題を軽減する
手技・キットの開発・普及についての方策について、説明してください。
【回答】
Contamination を防ぐ手技ついては、先進医療実施計画書において以下を推奨し軽減に努めている。
------------------研究計画書 8.具体的な検査時期、方法と検査結果に基づく治療の流れ
当検査は原則として黄体期に実施する。
ラクトバチルス属性が 90%以上を正常、90%未満を異常とする。
<子宮内腔液の採取方法>
コンタミネーションを最大限防ぎつつ、患者への負担が少ない方法として以下を定める。
1)

膣内、子宮膣部をイソジン消毒後、生食を浸した綿球でイソジンを除去する

2)

滅菌ガーゼで水分を除去する

3)

1ml シリンジで子宮頸管内の粘液を可及的に吸引、除去する

4)

エンドサーチの外筒を子宮体部に挿入、子宮体部内で内筒を出し、数回回転させる
(子宮内腔液を採取:子宮体癌検診と同様)

5)

内筒を外筒に収納してから、子宮頸管を通過して、引き抜く

6)

検体用スピッツにエンドサーチを入れる際、溶液には内筒部分しか浸らないように、注意を払いつつ、
検体として提出する

なお、研究実施にあたっては、研究責任者が上記手技を実施可能であると承認した医師のみが実施する。
------------------現在、他医療機関で Contamination リスクの最も少ない採取方法について検証中であることを本細菌叢
検査企業から確認している。それらの結果が得られた際には、必要に応じて採取方法の手順改定と企業
より資材等を用いてコンタミ防止の徹底を講じいていく予定とのことである。
以上

2

18