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総-1入院について(その6) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66044.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第628回 11/19)《厚生労働省》
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薬剤師の院内処方に対する評価
○ 病院薬剤師が行う対物業務に対する診療報酬上の評価は以下のとおり。
○ 病院薬剤師の対物業務について、業務内容は多岐にわたる。

入院患者への調剤にかかる対物業
務に対する診療報酬上の評価
入院患者(院内)
(1週間の短期入院の場合)

F000 調剤料
1日につき7点

→49点(7点×7日)

調剤技術基本料
→42点(月1回)
※薬剤管理指導料が未算定時のみ算定可

合計:91点

調剤技術基本料(入院:42点 月1回)
➢ 重複投薬の防止等、保険医療機関内における調剤の管理の
充実を図るとともに投薬の適正を確保することを目的としており、
薬剤師が常態として勤務する保険医療機関において、薬剤師
の管理のもとに調剤を行ったことの評価。
調剤業務
•薬剤の監査(処方内容の適正確認)
•分包作業や錠剤の分割などの業務

薬剤の品質管理
•医薬品の適正保管管理(温度・湿度管理など)
•使用期限やロット管理
•医薬品の異常品管理・回収対応

注射薬の管理・調製
安全管理業務
•無菌環境下での注射薬調製(注射薬混合、無菌調剤) •医薬品の副作用や相互作用のチェック
•注射薬の品質管理と安全管理
•薬剤事故やヒヤリハットの管理・報告
•投与用製剤の取り扱い管理
薬剤関連書類の管理
薬剤在庫管理
•処方箋や調剤記録の保管
•薬品の発注・受領・在庫の適正化
•医薬品使用記録の作成と管理
•薬剤の期限管理(有効期限の確認と廃棄管理)
•薬品の棚卸し、在庫調整

(参考)調剤料と調剤技術基本料の算定状況
算定回数(1か月)
調剤料

7,951,324回

調剤技術基本料 入院

243,850回

出典:社会医療診療行為別統計(令和6年8月審査分)

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