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会議資料 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00043.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第65回 9/29)《厚生労働省》
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(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-83
1 日 1 回 3 mg の連日点滴静注から開始し、1 日 1 回 10mg を連日点滴静注した後、1 日 1
回 30mg を週 3 回隔日に点滴静注する。ただし、投与開始から 12 週間までの投与とする。
なお、患者の状態により適宜減量する。)
有効性:T-PLL 効果判定基準に基づく総合効果は CR 1 例、PR 6 例、PD 2 例であった。奏
功割合は 78%、CR 割合 11%、PFS 中央値 8.1 か月であった。
安全性:治療関連死亡はなく、グレード 3 以上の非血液毒性は IR G3 2 例、感染症(CMV)
G3 2 例、肺水腫 G3 1 例であった。

末澤 優ら「アレムツズマブが著効した希少疾患 T-PLL の 1 例」高松赤十字病院紀要
2024;10:22-25 21)
概要:80 歳男性の T-PLL 患者。アレムツズマブ単剤で加療を行い、途中 DIC などの有害事
象を合併したが、治療は著効している。
用法・用量:適正使用ガイドに準拠し、アレムツズマブ 3 mg を連日投与し、安全性が確認
できれば 10 mg を連日投与とし、最終的には 30 mg の隔日投与を行い、合計 12 週間の投与
を行う方針とした。

田中 茜ら「T 細胞性前リンパ球性白血病(T-PLL)に対しアレムツズマブが奏功した 1 例」千
葉医学雑誌 2022;98(4):103 22)
概要:74 歳男性の T-PLL 患者。アレムツズマブ投与により血液学的完全寛解を得た。
用法・用量:記載なし
安全性:記載なし

塚田 明彦ら「アレムツズマブを投与した再発難治 CD52 陽性 T 細胞性前リンパ球性白血病
(T-PLL)」臨床血液 2022;63(5):504-505 23)
概要:70 歳代男性 T-PLL 患者。アレムツズマブ投与により完全奏功を認めた。その後再発
し、アレムツズマブを再投与したが不応となり CD52 が欠落していた。
用法・用量:記載なし
安全性:記載なし

森 祐斗ら「Alemtuzumab で治療を行った T 細胞性前リンパ球性白血病の 2 例」臨床血液
2021;62(12):1701-1702 24)
概要:70 歳代女性 T-PLL 患者 2 名。1 名は、アレムツズマブ投与によりサイトメガロウイ
ルス活性化を繰り返し、遅延する G4 の好中球現象を認めたものの改善を認め、CR に到達
した。もう 1 名は、アレムツズマブ投与によりリンパ球減少を認め、治療中である。

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