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【小林委員提出資料】 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62797.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第247回 9/5)《厚生労働省》
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自由記述「介護業界での経験を通じて思うこと」

月給制組合員
いかに生き、いかに死んでいくのか。さ

まざまな生き方を見せてもらい、さまざ

まな死に方を見せてもらうことで、自分はどの
ように生きて死んでいくのかと考えるようにな
りました。〈訪問系介護員〉

支援を必要としている方はたくさんいる
が、サービスを提供する側が少ない。資

格を持っていても働いてない方がたくさんい

る。賃金を上げて、
業務が大変でも
「働きたい!」
と思えるようになれば、人員確保につながると
思う。〈訪問系介護員〉

介護の仕事の魅力というより、
「生活の

ため」に働いている人も少なくないため、

他に仕事内容や給料などで高条件があると、そ
ちらへ行ってしまう。特に若い方はなかなか定

着せず離職が止まらない。「介護の仕事をする
メリット」をもっと全面に出していかないと今
後も介護従事者は減り続けると思います。

〈入所系介護員〉

介護保険制度そのものに対しては良いと

感じる部分もあるが、年金や税金と同じ

で、支払っている分の対価が得られているの
か?と思う。
〈入所系介護員〉

介護の業務が、体力、精神的、経済的に

い。資格を取ってもその授業料等は自己

負担。プランを立てるケアマネも賃金が低いの

で、
処遇改善加算を付けてほしい。
〈生活相談員〉
行政も含めて、やってもらって当たり前
と考えていたり、ボランティア精神が普

通だと思っている方が多い。いつまで介護業界
が持つのか不安に思う。
〈ケアマネジャー〉

私も介護保険制度と同様に介護業界で
25 年働いてきました。この業界に入るま

では、自分がやりたい仕事が見つかりませんで

した。しかし、介護のおもしろさや尊さを知り、
自分がやりたかったのは、こういう仕事なんだ
と気づきました。大変な事、ツラい事もたくさ
んありますが、入居者様の笑顔ですべて忘れら
れます。
〈ケアマネジャー〉

どこも人手不足と聞いています。社会的
ニーズが一層高まるなか、何をどうすれ

ば魅力のある業界になるのか、国が真剣に考え
てほしいです。また、年配者がマンパワーの一

員となるためには何をどう整備、開発すべきな
のか、スピード感を持った取り組みが必要と考
えます。
〈看護職〉

介護士が重労働にもかかわらず低賃金で
かわいそうです。腰を痛めて辞めていく

楽になることが介護業界が継続するため

人が多い。もっと賃金が高ければ働こうと思え

賃金が低いのに利用者からの暴言・暴力

介護が必要な状態になってからリハビリ

に必要だと思います。
〈通所系介護員〉

にも耐え、家族からの高い要求にも頑

る人が増えると思う。
〈看護職〉

テーションを行うのでなく、若い時(少

張って対応していると、なんでこんな仕事をし

なくとも 30 〜 40 歳代)から健康な身体づく

日お泊りして夜間の状況を理解していただきた

時期を延ばすような施策を行ってほしい。

ているのだろうと思う時があります。家族も 1
い。〈通所系介護員〉

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介護職は命を扱う仕事なのに賃金が低

りを国民に働きかけ、少しでも健康でいられる
〈リハビリ専門職〉