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参考資料3 都道府県の推薦について (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37991.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第24回 2/21)《厚生労働省》
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資料5


同一医療圏に複数配置となる拠点病院の役割分担
本県において村山医療圏が複数配置となり、各拠点病院の役割分担は次のとおりである。
病院名

役割分担

①山形県立中央病院

早期から進行期がんの標準的治療から先進的治療を提供
拠点病院への教育研修及び県内の緩和ケア体制の充実

②山形医学部附属病院

稀少がん、ゲノム医療、小児がん、特殊高度かつ先進的がん医療を提供
拠点病院への高度ながん治療の支援

③山形市立病院済生館

比較的早期のがん医療を提供
県内初の地域医療支援病院として村山圏域の医療機関と連携
地域医療従事者への教育研修



指定更新の考え方
本県の二次医療圏は、地理的条件、交通体系及び歴史的・文化的生活行動圏等から4つに分けているが、
各医療圏の区域は広く、住民の移動手段は自家用車中心であり、住民が地域を越えて移動することは少ない
ため、地域内で医療が完結する傾向にある。その特性を踏まえ、がん医療の均てん化や継続したがん医療を
提供していくためには、これまで同様、各医療圏においてがん診療連携拠点病院を中心にがん対策を行う必
要があることから、山形県立中央病院は「都道府県がん診療連携拠点病院」として、山形大学医学部附属病
院及び日本海総合病院は「地域がん診療連携拠点病院」として、指定更新する。
また、山形県立新庄病院は充足していない要件があるが、最上地域唯一の基幹病院でもあり、本県として
は、これまで地域のがん医療の中核的な役割を果たしてきたこと、また、令和5年10月の移転開院に伴い、
緩和ケア内科やがん相談のほか入退院支援等を行う総合患者サポートセンターが新設されるなど、がん医療
の提供体制が強化されたことから、地域がん診療連携拠点病院として指定更新されることをお願いしたい。
未充足要件については、当該病院のみならず県においても、充足できるよう引き続き努めていく。
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