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【参考１】新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第10.0版 (45 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html |
| 出典情報 | 「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）診療の手引き・第 10.0 版」の 周知について（8／21付 事務連絡）《厚生労働省》 |
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●新型コロナウイルス感染症（COVID-19） 診療の手引き・第 10.0 版 ●５ 薬物療法
【B. 重症化リスク因子のある軽症〜中等症Ⅰの患者を主な対象に入院や死亡の予防を評価項目とした研究】
薬剤
投与期間
レムデシビル
3 日間
モルヌピラ
ビル
５日間
ニルマトレル
ビル／リトナ
ビル
5 日間
研究デザイン
薬剤投与群
薬剤投与症例
の年齢
コントロール
ワクチン初回
群
完了率
観察研究
54 名
72 名
研究期間
2021 年 12 月
〜 2022 年 4 月
79.4%
メキシコ
RCT
非盲検
12,274 名
12,934 名
18 歳以上
（平均年齢 56.6）
2021 年 12 月
〜 2022 年 4 月
94％
英国
観察研究
4,983 名
49,234 名
2022 年 2 月
18 歳以上
（61 歳以上 88.7%） 〜 2022 年 6 月
観察研究
2,547 名
2,547 名
観察研究
5,542 名
54,672 名
観察研究
12,541 名
32,010 名
18 〜 50 歳
（平均年齢 37.6）
100%
香港
2022 年 9 月
米国
香港
2022 年 1 月
50 歳以上
（65 歳以上：53％） 〜 2022 年 7 月
95%
サマリー
コントロール群
文献
5/54（9.3%）
vs
31/72（43.1%）
調整ハザード比
0.16; P<0.01
・レムデシビルの早期投与は重症化リスクの
高い（多くは免疫不全）患者において入院や
死亡を 84％低下させた
105/12,529（1%）
vs
98/12,525（1%）
調整オッズ比
1.06（0.81-1.41）
・モルヌピラビルは重症化リスクの高いワクチ
30 日以内死亡
17.9/10 万人日 vs
22.1/10 万人日
ハザード比
0.76; P<0.013
・モルヌピラビルの早期投与は死亡を減らした
が入院を減らさなかった
30 日以内入院
107.6/10 万人日 vs
104.0/10 万人日
ハザード比
0.98; P=0.58
救急外来受診
または入院
または 30 日
125/2,547（4.9%）
vs
179/2,547（7.0%）
調整オッズ比
0.863; P=0.001
・ニルマトレルビル／リトナビルは 18-50 歳
の重症化リスクの高いワクチン接種済者にお
いて救急外来受診、入院または 30 日以内死
亡を減らした
30 日以内死亡
4.2/10 万人日
vs 11.6/10 万人日
ハザード比
0.34; P<0.0001
・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
を減らした
30 日以内入院
48.5/10 万人日
vs 61.0/10 万人日
ハザード比
0.76; P<0.0001
14 日以内入院
または
69/12,541（0.55%） ・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
vs
を減らした
310/32,010（0.97%）
調整リスク比
☞ https://doi.org/10.7326/M22-2141
0.56（0.42-0.75）
入院
または
28 日以内死亡
入院
または
28 日以内死亡
以内死亡
2022 年 2 月
18 歳以上
（61 歳以上 85.9%） 〜 2022 年 6 月
33.4％
薬剤投与群
vs
実施国・地域
35 〜 63 歳
（中央年齢 49）
16.1％
主要評価項目
米国
28 日以内死亡
30 日以内の
2022 年 4 月
観察研究
12 歳以上
7,274 名 （60 歳以上：54.1%） 〜 2022 年 10 月 入院
または死亡
米国
126,152 名
93.9％
☞ https://doi.org/10.1093/ofid/ofac502
ン接種済者において入院や死亡を減らさな
かった
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)02597-1
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)01586-0
☞ https://doi.org/10.1093/cid/ciad400
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)01586-0
・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
51/7,274（0.7%）
を減らした
vs
695/126,152（0.6%）
発症から 5 日以内に
☞ https://doi.org/10.1016/S14733099(23)00118-4
投与された場合の
推定有効率
79.6%; P=0.0080
観察研究
2022 年 1 月
40 歳以上
3,902 名 （平均年齢 67.4）
〜 2022 年 3 月
105,352 名
90%（既感染含む） イスラエル
35 日以内入院
40 〜 64 歳：
15.2/10 万人日
vs
15.8/10 万人日
ハザード比
0.74（0.35-1.58）
65 歳以上：
14.7/10 万人日
vs 58.9/10 万人日
ハザード比
0.27（0.15-0.49）
45
・ニルマトレルビル／リトナビルは 65 歳以上
の高齢者において、入院や死亡を減らしたが
若年者でその効果は認められなかった
☞ https://doi. org/10.1056/
NEJMoa2204919
【B. 重症化リスク因子のある軽症〜中等症Ⅰの患者を主な対象に入院や死亡の予防を評価項目とした研究】
薬剤
投与期間
レムデシビル
3 日間
モルヌピラ
ビル
５日間
ニルマトレル
ビル／リトナ
ビル
5 日間
研究デザイン
薬剤投与群
薬剤投与症例
の年齢
コントロール
ワクチン初回
群
完了率
観察研究
54 名
72 名
研究期間
2021 年 12 月
〜 2022 年 4 月
79.4%
メキシコ
RCT
非盲検
12,274 名
12,934 名
18 歳以上
（平均年齢 56.6）
2021 年 12 月
〜 2022 年 4 月
94％
英国
観察研究
4,983 名
49,234 名
2022 年 2 月
18 歳以上
（61 歳以上 88.7%） 〜 2022 年 6 月
観察研究
2,547 名
2,547 名
観察研究
5,542 名
54,672 名
観察研究
12,541 名
32,010 名
18 〜 50 歳
（平均年齢 37.6）
100%
香港
2022 年 9 月
米国
香港
2022 年 1 月
50 歳以上
（65 歳以上：53％） 〜 2022 年 7 月
95%
サマリー
コントロール群
文献
5/54（9.3%）
vs
31/72（43.1%）
調整ハザード比
0.16; P<0.01
・レムデシビルの早期投与は重症化リスクの
高い（多くは免疫不全）患者において入院や
死亡を 84％低下させた
105/12,529（1%）
vs
98/12,525（1%）
調整オッズ比
1.06（0.81-1.41）
・モルヌピラビルは重症化リスクの高いワクチ
30 日以内死亡
17.9/10 万人日 vs
22.1/10 万人日
ハザード比
0.76; P<0.013
・モルヌピラビルの早期投与は死亡を減らした
が入院を減らさなかった
30 日以内入院
107.6/10 万人日 vs
104.0/10 万人日
ハザード比
0.98; P=0.58
救急外来受診
または入院
または 30 日
125/2,547（4.9%）
vs
179/2,547（7.0%）
調整オッズ比
0.863; P=0.001
・ニルマトレルビル／リトナビルは 18-50 歳
の重症化リスクの高いワクチン接種済者にお
いて救急外来受診、入院または 30 日以内死
亡を減らした
30 日以内死亡
4.2/10 万人日
vs 11.6/10 万人日
ハザード比
0.34; P<0.0001
・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
を減らした
30 日以内入院
48.5/10 万人日
vs 61.0/10 万人日
ハザード比
0.76; P<0.0001
14 日以内入院
または
69/12,541（0.55%） ・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
vs
を減らした
310/32,010（0.97%）
調整リスク比
☞ https://doi.org/10.7326/M22-2141
0.56（0.42-0.75）
入院
または
28 日以内死亡
入院
または
28 日以内死亡
以内死亡
2022 年 2 月
18 歳以上
（61 歳以上 85.9%） 〜 2022 年 6 月
33.4％
薬剤投与群
vs
実施国・地域
35 〜 63 歳
（中央年齢 49）
16.1％
主要評価項目
米国
28 日以内死亡
30 日以内の
2022 年 4 月
観察研究
12 歳以上
7,274 名 （60 歳以上：54.1%） 〜 2022 年 10 月 入院
または死亡
米国
126,152 名
93.9％
☞ https://doi.org/10.1093/ofid/ofac502
ン接種済者において入院や死亡を減らさな
かった
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)02597-1
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)01586-0
☞ https://doi.org/10.1093/cid/ciad400
☞ https://doi.org/10.1016/S01406736(22)01586-0
・ニルマトレルビル／リトナビルは入院や死亡
51/7,274（0.7%）
を減らした
vs
695/126,152（0.6%）
発症から 5 日以内に
☞ https://doi.org/10.1016/S14733099(23)00118-4
投与された場合の
推定有効率
79.6%; P=0.0080
観察研究
2022 年 1 月
40 歳以上
3,902 名 （平均年齢 67.4）
〜 2022 年 3 月
105,352 名
90%（既感染含む） イスラエル
35 日以内入院
40 〜 64 歳：
15.2/10 万人日
vs
15.8/10 万人日
ハザード比
0.74（0.35-1.58）
65 歳以上：
14.7/10 万人日
vs 58.9/10 万人日
ハザード比
0.27（0.15-0.49）
45
・ニルマトレルビル／リトナビルは 65 歳以上
の高齢者において、入院や死亡を減らしたが
若年者でその効果は認められなかった
☞ https://doi. org/10.1056/
NEJMoa2204919