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【参考1】新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第10.0版 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 10.0 版」の 周知について(8/21付 事務連絡)《厚生労働省》
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 10.0 版 ●4 重症度分類とマネジメント

図 4-3 呼吸療法のアルゴリズム
低酸素血症
5 L/minまでの経鼻カニュラまたは酸素マスク*1
SpO2

93%

不可能

可能

維持

陰圧個室あるいはレッドゾーンへの隔離は可能か

はい

いいえ

医療者はエアロゾル対策*2が可能か

いいえ

はい

挿管下人工呼吸

*2 ゴーグル,N95マスク,ガウン,
手袋などの完全個人防護具が使用
可能で,かつ医療者は十分な訓練
を受けていること

HFNC(30〜40 L/分;サージカルマスク装着)
または NIV
または リザーバー付きマスク(10〜15 L/分)
(腹臥位療法の併用も考慮)
はい

維持

*3 FiO2 あるいは ROX indexを参考
に気管挿管のタイミングを逸さな
いようにすること

いいえ

SpO2

*1 サージカルマスク装着など呼吸
療法実施のための条件を受け入れ
ていること

93% *3

【参考】ネーザルハイフロー使用時の感染対策
○ 陰圧個室または HEPA フィルターなどを設置したレッドゾーンを使用する

○ 入室する医療従事者の個人防護具は,エアロゾル産生手技に着用するものを基準に患者
の状態に応じて施設毎に判断する(
「6 院内感染対策」参照)

○ 患者にはカニュラの上からサージカルマスクを着用してもらうことが望ましい(少なく
とも医療従事者の入室前および入室中は必須とする)

○ ガス流量増量による飛沫,エアロゾル増加に関しては,十分なエビデンスはなく,30 〜
40 L/ 分以上の流量増加を考慮してよい
○ 水抜きが必要な場合は,水分の飛沫に注意すること

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