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【参考1】新型コロナウイルス感染症COVID-19診療の手引き 第10.0版 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第 10.0 版」の 周知について(8/21付 事務連絡)《厚生労働省》
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 10.0 版 ●4 重症度分類とマネジメント

図 4-1 重症度別マネジメントのまとめ

オミクロンに対して有効性が減弱している(抗ウイルス薬を優先して検討)

・重症度は発症からの日数,ワクチン接種歴,重症化リスク因子,合併症などを考慮して,繰り返し評価を行
うことが重要である.
・個々の患者の治療は,基礎疾患や合併症,患者の意思,地域の医療体制などを加味した上で個別に判断する.
・薬物療法は COVID-19 やその合併症を適応症として日本国内で承認されている薬剤のみを記載した.詳細
な使用法は,
「5 薬物療法」および添付文書などを参照すること.

図 4-2 重症化のリスク評価

重症化リスク因子

(「2-2 重症化のリスク
因子」参照)

リスク低い

リスク高い

年 齢

60 歳未満

80 歳以上

基礎疾患等

なし

複数あり

基礎疾患等の管理

良好

不良

〈重症化リスク因子に加えて考慮する点〉
新型コロナワクチン接種状況

発症の 6 カ月以内
に追加接種

未接種

症状

咽頭痛・鼻汁のみ

呼吸困難
高熱の持続
強い倦怠感

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