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参考資料1_看護学教育モデル・コア・カリキュラム(平成29年度策定) (44 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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子どもの成長・発達に関してアセスメントできる。



成長・発達段階に適した看護実践の方法を見いだすとともに、セルフケア獲得等の成長・発達そのも
のを家族とともに支える看護を実践できる。



子どもの成長・発達と健康上の課題を統合するとともに、病院や家庭、学校等の場に応じた対象者の
ニーズを捉えて看護を説明できる。



病気や入院生活が子どもに及ぼす影響を理解し、苦痛の緩和、安全・安楽の保持を基本とする看護を
説明できる。



子どもに特有な看護技術を理解し、対象者に適した方法で実践することについて説明できる。



様々な病期・症状・治療に応じた子ども(医療的ケア児を含む)の特徴を理解し、必要な看護を説明
できる。



発達段階によって生じやすい小児期特有の健康問題の特徴と必要な看護について説明できる。



子どもの病気や入院生活が家族に及ぼす影響を理解し、病状や発達段階、家族の特性に応じて家族全
体への看護を説明できる。



虐待等、特別な状況にある子どもや家族、社会の特徴を理解し、必要な看護を理解できる。



成人移行期における治療継続や自分らしい生活の実現のための看護を説明できる。

D-3-3)

成人期にある人々に対する看護実践

ねらい:
成人期は、社会の一員として就労し、新たな家族や友人関係を育み、新たな役割や仕事を確立していく
年代にある。身体的には、基礎代謝を含む身体の生理的状況が安定するとともに生殖機能が成熟する。ま
た、仕事や家庭、及び地域での役割を通して、自らの特性や価値観を自覚していく。その一方で、加齢に伴
う身体機能の低下を自覚し始める。このような発達課題を踏まえ、健康レベルに応じ、個々の人生設計に
沿ったセルフケア、療養を支える看護実践を学ぶ。
学修目標:


成人期の身体的・心理的・社会的特徴について説明できる。



成人期にある人の健康課題について、発達課題を踏まえ、身体的・心理的・社会的情報から、包括的
にアセスメントできる。



Adolescent and Young Adult<AYA>、トランジション等の健康課題について、小児期からの連続性と
今後の人生・生活への影響を踏まえて包括的にアセスメントできる。



必要な療養やセルフケアについて、社会生活に求められる仕事と生活の観点から就労生活、家族生活
との両立を支援する方法について理解できる。

D-3-4)

老年期にある人々に対する看護実践

ねらい:
老年期は、これまで個々の人生を積み重ね、その人らしさがより際立つ年代にある。また、人生の最終
段階を生きる年代にある。これまでに培ってきたその人らしさを尊重しつつ、身体的・心理的・社会的変

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