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予算執行調査資料 総括調査票(令和5年6月公表分) (86 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2023/sy0506/0506d.html
出典情報 予算執行調査資料 総括調査票(令和5年6月公表分)(6/30)《財務省》
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調査事案名



調





(27)戦略的なプロモーションの実施(JNTO運営費交付金を含む)

②調査の視点
1.JNTOの活用実態調査
訪日プロモーション支援を含む予算
事業を活用する事業者・自治体等の
訪日プロモーションにおける、
JNTOとの役割分担の検討状況につい
て調査し、効果的な役割分担が検
討・実施されているかどうか確認す
る。

③調査結果及びその分析
1.JNTOの活用実態調査
基礎調査として、令和3年度予算及び令和4年度当初予算で、訪日プロモーション支援事業(前頁の「その他の訪日プロモー
ション支援を含む予算事業」①~⑦)を活用している事業者・自治体等と、全事業費におけるプロモーション費の割合について調
査を行ったところ、結果は以下のとおりとなった。【図1】【表1】
調査対象者数

100

【表1】事業者、自治体等が実施する各事業の全事業費に占めるプロモーション事業費の

【図1】 調査対象者の区分と数(n=149)

割合の分布(n=149)

80

0~10% 11~20% 21~30% 31~40% 41~50% 51%~
30
29
47
15
16
12

60
40
20
0
DMO

事業者

自治体

その他

既存のプロモーション支援を行っている予算事業のうち、「広域周遊観光促進のための観光地域支援事業(以下、広域周遊促進
事業)」においては、予算事業を活用するDMOとJNTOの役割分担を制度に落とし込む形で、令和2年度より要件として、特定の範
囲ごとに、全事業※のうち調査・戦略策定及び情報発信・プロモーションに係る補助金額の割合を3割以下とすることとしている。
※全事業は、①調査・戦略策定、②滞在コンテンツの充実、③受入環境整備、④旅行商品流通環境整備、⑤情報発信・プロモーション。

このような予算事業の事例も踏まえ、訪日プロモーション支援事業を活用している事業者・自治体等のプロモーションにおいて、
JNTOとの連携※状況を調査すると、連携は有益であるとの回答は7割程度の一方、実際に連携している事業者等は3割程度にとど
まっていた。このギャップに該当する事業者等については、JNTOのリソース活用を検討することで、訪日プロモーションの効率
化・効果の向上の余地があるものと考えられる。【図2】
また、事業者等の区分別に傾向を見てみると、DMOでは連携が進んでいる一方、他の事業者・自治体等では連携が少ない状況で
あった。【図3】
※JNTOとの主な連携:JNTOのHPへの情報掲載やSNS投稿、商談会等への出展、プロモーション相談支援の活用等

【図2】JNTOとの連携の有益性とJNTOとの連携等の状況(n=149)
当てはまる

当てはまらない

無回答

【図3】 調査対象者別のJNTOとの連携の有益性と
JNTOとの連携等の状況 (n=149)
100%
80%

JNTOとの連携は有益と思う

60%
JNTOのプロモーション等の
支援資料を活用したことがある

40%

・ガイドライン集
・ノウハウ集等

20%

JNTOと連携したことがある
・HPへの情報掲載
・商談会等への出展等
・プロモーション相談
支援の活用等

0%
事業者
0%

20%

40%

60%

80%

100%

JNTOとの連携は有益と思う

DMO

自治体

JNTOのHPの支援資料を
活用したことがある

その他

JNTOと連携したことがある

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