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本文 (100 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/#document
出典情報 デジタル社会の実現に向けた重点計画(6/7)《デジタル庁》
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② 政府ウェブサイトの標準化・統一化
政府機関が提供する情報に誰もが素早くアクセスできるように、各府省庁のウェブサ
イトのデザインやコンテンツ構成等の標準化・統一化を図る。
標準化・統一化のための原則・ルール等をまとめた「デザインシステム」を策定し、そ
の後、デジタル庁ウェブサイトへの適用を通して、フィードバックを得ながら継続的な改
善を行う。
令和4年度(2022 年度)に、デザインシステムの有効性・効果を検証するために一部
の府省庁ウェブサイトへの試行適用を行い、その結果も踏まえつつ、デザインシステムに
基づき各府省庁ウェブサイトの標準化・統一化を段階的に実施する。
③ 国民や地方公共団体の声を直接聴く仕組みの更なる活用
デジタル改革を始めとする行政に関する国民の声を広く聴くための仕組みである「デ
ジタル庁アイデアボックス」を積極的に活用して、徹底した国民目線で行政の施策を進め
国民参加型のオープンガバメントを目指す。
現場の業務や技術面から検討に参加する全国の地方公共団体職員と対等に議論する場
として立ち上げた「自治体職員×政府機関職員デジタル改革共創プラットフォーム」を積
極的に活用する。
④ マイナポータルの継続的改善
マイナポータルは、特に国民の利便性の向上に資する行政手続をオンラインで行う際
に原則として利用されることを目指すものである。このため、令和3年(2021 年)6月
に画面のデザインや構成、
サービスの流れ等を抜本的に見直すなど UI・UX 改善を実施し、
令和3年(2021 年)10 月には薬剤情報や特定健診情報などの閲覧サービスを開始するな
ど、UI・UX 改善に取り組んできたところである。引き続き、利用者に最適な情報を提供
するとともに、手続に当たって迷うことがなく、また利用したいという新たな体験も提供
できるよう、UI・UX の継続的な改善に取り組む(マイナポータルの継続的改善に関する
具体的な施策について、以下を参照。


⑤ ガバメントクラウドの整備
クラウドサービスの利点を最大限に活用することで迅速、柔軟、セキュアかつコスト効
率の高いシステムを構築し、利用者にとって利便性の高いサービスを提供するため、デジ
タル庁において、複数のクラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS)の利用環境であるガバメ
ントクラウド113を整備するとともにその利用に対する支援体制を構築する。なお、ガバメ
ントクラウド上で取り扱うデータについては、国内のデータセンターに置くことを前提
とする。令和3年度(2021 年度)は、地方公共団体の先行事業等においてガバメントク
ラウドの利用を試行的に開始するとともにガバメントクラウドの利用マニュアルについ
て整備を開始した。令和4年度(2022 年度)は、令和3年度(2021 年度)に引き続き地
方公共団体による先行事業やデジタル庁ウェブサイトにおける利用を通じて、ガバメン
トクラウドへの移行に係る課題やガバメントクラウドの運用方法等を確認しつつ、段階
的に運用を開始する。
各府省庁の情報システムにおけるクラウドサービスの利用の検討に当たっては、原則
としてデジタル庁が整備したガバメントクラウドの活用を検討することとし、クラウド
113

複数のクラウドサービスを相互に接続する「マルチクラウド方式」で構築。

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