533
534
535

8.2.妊娠回避の徹底
8.2.1.対象者
妊娠回避を徹底すべき対象者は、以下のとおりとする。

536

・女性患者 C 及び男性パートナー

537

・男性患者

538
539
540
541
542
543
544

8.2.2.妊娠回避の期間
妊娠回避を徹底する期間は、以下のとおりとする。
・女性患者 C 及び男性パートナー：
本剤服用開始 4 週間前から本剤服用中止 4 週間後まで
・男性患者：
本剤服用開始時から本剤服用中止 4 週間後まで

8.2.3.妊娠回避の方法

545

性交渉を行わないことが、確実な妊娠回避の方法である。

546

性交渉を行う場合は、以下の避妊方法を実施する。

547

・女性患者 C 及び男性パートナー：

548

男女それぞれが以下の避妊方法を 1 種類以上実施し、男女合わせて 2 種類以上を

549

組み合わせる。

550

・男性患者：

551

コンドームを使用する。なお、効果的な妊娠回避を行うため、女性パートナーも

552

以下の避妊方法を実施することを推奨する。

553
554
555

【男性】
・コンドーム
【女性】

556

・子宮内避妊具（IUD）

557

・経口避妊薬（ピル）

558

・卵管結紮術

559
560
561

避妊に失敗した場合は、直ちに処方医師と相談する。女性患者 C は、直ちに本剤の服
用を一時中止する。
なお、緊急避妊も避妊失敗時の選択肢の一つであり、以下の方法が知られている。

562

・性交渉後 72 時間以内に緊急避妊薬を服用する

563

・性交渉後 120 時間以内に銅付加子宮内避妊具（IUD）を挿入する

564
565
566

産科婦人科医師は緊急避妊を行った場合、処置 2 週間後、3 週間後及び 4 週間後に妊
娠検査を実施する。
なお、緊急避妊は確実な避妊を保証するものではない。

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