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(別紙1)[2.8MB] (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00174.html
出典情報 先進医療会議(第153回 4/9)《厚生労働省》
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【別添6】
「初発・再発転移性脳腫瘍に対する光線力学的療法」の治療計画(申
請書類より抜粋)
6.治療計画
コホート A, B ともプロトコール治療はタラポルフィン投与から光線過敏試験の陰性確認までと
する。
タラポルフィンの投与と遮光管理
タラポルフィン(40 mg/m2)はレーザ照射予定時刻の 22-26 時間前に静脈内投与を行う。タラポルフ
ィン投与後は遮光が必要であり、具体的には長袖・長ズボン・手袋・サングラス着用しブラインドや
カーテンを閉めて 500 ルクス以下の病室で過ごし、手術出棟時も長袖・長ズボン・手袋・サングラス
着用する。
光線力学的療法を併用した開頭腫瘍摘出術

開頭腫瘍摘出術は腫瘍と正常脳組織の境界を剥離し全摘出を試みる。術中判断で内減圧が必要
な場合は内減圧を許容する。
腫瘍組織の一部を術中迅速診断に提出し転移性脳腫瘍の診断を確認する。術中迅速診断で転移
性脳腫瘍でなかった場合には診断された腫瘍型に応じた対応を行う。術中迅速診断で放射線壊死
が疑われた場合には、追加で合計 4 ヶ所まで迅速診断を行いいずれも放射線壊死の診断であった
場合には PDT を行わない。腫瘍組織の一部、腫瘍周囲の非腫瘍性脳組織の一部を採取し凍結保存
する。腫瘍が硬膜に癒着している場合は可及的に付着部位の硬膜も切除する。腫瘍摘出が終了し
た段階で摘出腔にレーザ光照射を行う。レーザ光照射は摘出腔全般に照射を行うこととするが、
血管周囲にはレーザ光照射を行わない (この場合も血管周囲以外の摘出腔には照射を行うためプ
ロトコール治療に含める)。
レーザ光照射にあたっては以下の点に注意する。


レーザ光 1 回あたりの照射範囲は直径 15 mm



大血管や通過動脈に直接照射しない



血管は滅菌遮光シートで保護する



標的部位中心にビーム中心を合わせて照射する



同一部位に 3 分間を超えて照射しない



照射範囲が重ならないようにする



レーザ光照射時には術者および助手は専用保護めがねを着用する

術後管理と光線過敏試験

タラポルフィン投与 3 日間はサングラスを着用する。光線過敏性試験で異常がないことを確認
するまでは直射日光を避け、長袖・長ズボン・手袋を着用し照度 500 ルクス以下に調整した室内
で過ごす。
タラポルフィン投与約 1-2 週間後に光線過敏性試験を行い異常がみられなければ遮光管理解除
する。異常が見られた場合は遮光管理を継続し光線過敏性試験を繰り返す。
光線過敏性試験に異常がなくても投与後 1 ヶ月以内の外出に際しては帽子、手袋、長袖等の衣
類やサングラス使用で日光を避けることが望ましい。
光線過敏性試験: 手の甲側に 2-3 cm 角の穴をあけた日光曝露用手袋を用意し、手袋をはめて直

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