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参考資料2 介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について(第120回配付資料) (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58419.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第121回 6/2)《厚生労働省》
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[令和7年度実証]介護テクノロジー等による生産性向上の取組に関する効果測定
介護現場において、テクノロジーの活用等による生産性向上の取組を推進するため、介護施設等における効果実証を実施するとともに実証から得られ
たデータの分析を行い、次期介護報酬改定の検討等に資するエビデンスの収集等を行うことを目的とする。
施設系サービスと比較して、在宅サービスにおけるテクノロジー活用による効果の定量的データが少ない(令和6年度に1件実証を実施)という課題
があることから、本年度事業では、訪問系サービス・通所サービスに関する実証テーマを新たに設けるとともに、あわせて、AI技術を活用したテクノロ
ジーの効果についても、実証テーマを新たに設けることとする。
実証テーマ①-1 「生産性向上に先進的に取り組む特定施設における人員配置
基準の特例的な柔軟化」に関する実証
令和6年度介護報酬改定(特定施設における人員配置基準の特例的な柔軟化)
を踏まえ、本特例措置を適用又は適用予定の特定施設を対象に、生産性向上の
取組の効果を実証。
実証テーマ①-3

見守り機器等を活用した夜間見守りに関する実証

令和3年度以降の介護報酬改定(夜間の人員配置基準緩和等)を踏まえ、特養
(従来型)や老健施設(ユニット型を除く)以外のサービスも含め、夜間業
務における見守り機器等の導入による効果を実証。
実証テーマ①-5 AI技等を活用したテクノロジーに関する実証
AI技術等のテクノロジー(※)を活用した職員の負担軽減・ケアの質の確保
等に関する効果を実証。
(※)AIを活用した介護記録ソフト等

想定する調査項目

実証テーマ①-2

「生産性向上推進体制加算」に関する実証

生産性向上推進体制加算を算定又は算定要件を満たす施設等を対象にテクノロジー
の活用等による効果を実証。

実証テーマ①-4 訪問・通所サービス等におけるテクノロジー活用に関する実証
在宅サービスにおけるテクノロジー等の活用による職員の負担軽減・ケアの質の確
保等に関する効果を実証。本年度は、小規模事業所における介護記録ソフト・バッ
クオフィスソフトの活用による効果を重点的に測定する。
実証テーマ② 介護事業者・テクノロジー開発企業等からの提案手法による生産性
向上の取組に関する実証
生産性向上の取組に意欲的な介護事業者やテクノロジー開発企業等から、取組の目
標や具体的な取組内容等の提案を受け付け、提案を踏まえた実証を実施。

※具体的な調査項目、調査手法(実証施設数含む)については、事業内に設置する有識者で構成する実証委員会にて検討

• 介護職員の業務内容・割合がどのように変化したか
• ケアの質が適切に確保されているかどうか(利用者のADL、認知機能、意欲等に関する評価、ケア記録内容 等)
• 介護職員の働き方や職場環境がどう改善したのか(職員の勤務・休憩時間、心理的不安、意欲の変化 等)


実施スケジュール
4月~6月
6月・7月
9月・10月
11月・12月
12月~3月

実証施設選定(テーマ①-1~①-5)、提案募集(5月下旬~6月下旬)・選定(テーマ②)、実証計画(調査項目・手法等)の策定
事前調査
事後調査(1回目)
事後調査(2回目)
データ分析、実証結果のとりまとめ

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