よむ、つかう、まなぶ。
資料16 省力化投資促進プラン(案)保育 (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html |
出典情報 | 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
3.(4) 保育DXの推進による業務改善
現状・課題等
4 目標とKPIの設定
令和7年度以降の対応等
○保育現場におけるICT導入は限定的で、手書きやアナログの業務が存続し
ているため、給付・監査等で多くの書類作成が必要、自治体により異なる
書類の様式等による事務負担が課題。また、自治体でも、多くの書類管理
やシステムへの入力作業、煩雑な審査による担当者の事務負担が課題
【保育士/保育教諭1人当たりの月間平均業務量(業務分類別)】
事務系業務 平均計63時間(業務時間全体の33%)
取組の方向性
各種手続の標準化・簡素化を図るとともに、テクノロジーの活用による
業務改善を進め、効率化できた時間で保育の質の確保・向上に取り組む
ことができる環境を整備する
対応のポイント
☐ 全国的な基盤整備による現場の負担軽減
☐ 保育ICTのロールモデルとなる事例創出、横展開
【保育所等におけるICT環境整備】
○保育現場における保育ICT(保育に関する計画・記録や保護者との連絡、こどもの登降
園管理等の業務、実費徴収等のキャッシュレス決済)や、こどもの安全対策に資する
設備(午睡センサー・AI見守りカメラ)等の導入を推進する
フェーズ1
✓ 東京都内の保育事業者を対象とした調査(R2 調査)において、保育士や
保育教諭が事務系業務に割いている業務時間は平均63h/月であり、業務
時間全体の33%を占めている。
「デジタル田園都市国家構想交付金デジタル実装タイプ TYPES 制度概要」より抜粋
○保護者にとっては、必要な情報収集に手間と時間が掛かる、施設見学は
開園時間中に電話で予約、申請書への手書きでの記入など、保活の手続に
係る負担が大きいという課題が存在
保活に関し、大変だったこと・苦労したこと
役所相談
情報収集
保護者
施設見学
予約
入所申請
✓ 入所相談のために妊娠中や子連れの状態で役所を訪問
しなければならなかったこと(341人/696人)
✓ 手続や保育施設に関する情報について、「情報が一元化
されておらず情報収集が大変」、「訪問や電話をしないと
情報を得られない」といった意見
✓ 保育施設見学予約の手段がアナログな手段(電話や訪
問のみ)しかなかったこと(423人/696人)
✓ 入所申請書類を手書きで作成する必要があること、入所
申請書類が多かったこと(403人/696人)
一般社団法人 こどもDX推進協会 「保活に関する保護者アンケート 結果」 より抜粋
【給付・監査等の保育業務ワンスオンリーの実現】
○保育施設等と自治体の間でオンライン手続を行うための機能を有する全国的な基
盤(保育業務施設管理プラットフォーム)を整備し、他システム(子ども・子育
て支援システム、ここdeサーチ、保育ICTシステム)との連携を図りつつ、全国
展開を進める【R8稼働】
フェーズ2
【保活ワンストップの実現】
○保活に関する一連の手続(手続/施設情報検索、見学予約、就労証明書発行等)
のワンストップを実現するために、保護者・保育施設等・勤務先企業・自治体の
間で必要な情報を受け渡しするための全国的な基盤(保活情報連携基盤)を整備
し、他システムとの連携を図りつつ、全国展開を進める【R8稼働】 フェーズ2
【保育現場におけるテクノロジー活用を促進するための環境整備】
○ICT環境整備についてのロールモデルとなる事例の更なる創出とともに、横展開
を行うため、①先端的な保育ICTのショーケース化、②ICTに関する相談窓口・
人材育成、③ネットワーク形成・普及啓発をパッケージとして行う「保育ICTラ
ボ事業」を実施する【R6補正】
フェーズ1⇒2への移行を支える取組
○全ての保育所等におけるICT環境の整備【保育所等におけるICT導入率:
100%(令和7年度)】
○保育業務ワンスオンリーによる業務効率化の実現【従来と比較した保育業
務施設管理プラットフォームの満足度:70%以上(令和8年度)】
○負担のない保活の実現【利用者の保活に関する満足度70%以上、参加施設
における施設見学予約のオンライン申請率:60%以上(令和8年度)】
50
現状・課題等
4 目標とKPIの設定
令和7年度以降の対応等
○保育現場におけるICT導入は限定的で、手書きやアナログの業務が存続し
ているため、給付・監査等で多くの書類作成が必要、自治体により異なる
書類の様式等による事務負担が課題。また、自治体でも、多くの書類管理
やシステムへの入力作業、煩雑な審査による担当者の事務負担が課題
【保育士/保育教諭1人当たりの月間平均業務量(業務分類別)】
事務系業務 平均計63時間(業務時間全体の33%)
取組の方向性
各種手続の標準化・簡素化を図るとともに、テクノロジーの活用による
業務改善を進め、効率化できた時間で保育の質の確保・向上に取り組む
ことができる環境を整備する
対応のポイント
☐ 全国的な基盤整備による現場の負担軽減
☐ 保育ICTのロールモデルとなる事例創出、横展開
【保育所等におけるICT環境整備】
○保育現場における保育ICT(保育に関する計画・記録や保護者との連絡、こどもの登降
園管理等の業務、実費徴収等のキャッシュレス決済)や、こどもの安全対策に資する
設備(午睡センサー・AI見守りカメラ)等の導入を推進する
フェーズ1
✓ 東京都内の保育事業者を対象とした調査(R2 調査)において、保育士や
保育教諭が事務系業務に割いている業務時間は平均63h/月であり、業務
時間全体の33%を占めている。
「デジタル田園都市国家構想交付金デジタル実装タイプ TYPES 制度概要」より抜粋
○保護者にとっては、必要な情報収集に手間と時間が掛かる、施設見学は
開園時間中に電話で予約、申請書への手書きでの記入など、保活の手続に
係る負担が大きいという課題が存在
保活に関し、大変だったこと・苦労したこと
役所相談
情報収集
保護者
施設見学
予約
入所申請
✓ 入所相談のために妊娠中や子連れの状態で役所を訪問
しなければならなかったこと(341人/696人)
✓ 手続や保育施設に関する情報について、「情報が一元化
されておらず情報収集が大変」、「訪問や電話をしないと
情報を得られない」といった意見
✓ 保育施設見学予約の手段がアナログな手段(電話や訪
問のみ)しかなかったこと(423人/696人)
✓ 入所申請書類を手書きで作成する必要があること、入所
申請書類が多かったこと(403人/696人)
一般社団法人 こどもDX推進協会 「保活に関する保護者アンケート 結果」 より抜粋
【給付・監査等の保育業務ワンスオンリーの実現】
○保育施設等と自治体の間でオンライン手続を行うための機能を有する全国的な基
盤(保育業務施設管理プラットフォーム)を整備し、他システム(子ども・子育
て支援システム、ここdeサーチ、保育ICTシステム)との連携を図りつつ、全国
展開を進める【R8稼働】
フェーズ2
【保活ワンストップの実現】
○保活に関する一連の手続(手続/施設情報検索、見学予約、就労証明書発行等)
のワンストップを実現するために、保護者・保育施設等・勤務先企業・自治体の
間で必要な情報を受け渡しするための全国的な基盤(保活情報連携基盤)を整備
し、他システムとの連携を図りつつ、全国展開を進める【R8稼働】 フェーズ2
【保育現場におけるテクノロジー活用を促進するための環境整備】
○ICT環境整備についてのロールモデルとなる事例の更なる創出とともに、横展開
を行うため、①先端的な保育ICTのショーケース化、②ICTに関する相談窓口・
人材育成、③ネットワーク形成・普及啓発をパッケージとして行う「保育ICTラ
ボ事業」を実施する【R6補正】
フェーズ1⇒2への移行を支える取組
○全ての保育所等におけるICT環境の整備【保育所等におけるICT導入率:
100%(令和7年度)】
○保育業務ワンスオンリーによる業務効率化の実現【従来と比較した保育業
務施設管理プラットフォームの満足度:70%以上(令和8年度)】
○負担のない保活の実現【利用者の保活に関する満足度70%以上、参加施設
における施設見学予約のオンライン申請率:60%以上(令和8年度)】
50