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新旧対照表 ・障害者差別解消法医療関係事業者向けガイドライン (34 ページ)

公開元URL
出典情報 障害者差別解消法医療関係事業者向けガイドライン-医療分野における事業者が講ずべき障害を理由とする差別を解消するための措置に関する対応指針-の改正案に関する御意見の募集について(2/17)《厚生労働省》
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んど眠らずに働き続けたりする。その一方で、ちょっとした事にも敏感に反応し、
他人に対して怒りっぽくなったり、自分は何でも出来ると思い込んで人の話を聞か
なくなったりする
〔主な対応〕
・専門家の診察の上で、家族や本人、周囲の人が病気について理解する
・薬物療法が主な治療となるため、内服を続けるために配慮する
・うつ状態の時は無理をさせず、しっかりと休養をとれるよう配慮する
・躁状態の時は、金銭の管理、安全の管理などに気を付け、対応が難しい時には専門
家に相談する
・自分を傷つけてしまったり、自殺に至ることもあるため、自殺などを疑わせるよう
な言動があった場合には、本人の安全に配慮した上で、速やかに専門家に相談する
よう本人や家族等に促す

○依存症(アルコール)

○依存症(アルコール)

〔主な特性〕

〔主な特性〕

・飲むことが良くない状況やタイミング等をわかっているにもかかわらず、飲酒した
いという強い欲求をコントロールできず、過剰に飲酒したり、昼夜問わず飲酒した

・飲酒したいという強い欲求がコントロールができず、過剰に飲酒したり、昼夜問わ
ず飲酒したりすることで身体的、社会生活上の様々な問題が生じる

りすることで身体的、社会生活上の様々な問題が生じる
・体がアルコールに慣れることで、アルコールが体から抜けると、発汗、頻脈、手の
震え、不安、イライラなどの離脱症状が出る
・一念発起して断酒しようとしても、離脱症状の不快感や、日常生活での不安感から
逃れるために、また飲んでしまう
〔主な対応〕
・本人に病識がなく(場合によっては家族も)、アルコール依存症は治療を必要とす
る病気であるということを、本人・家族・周囲が理解する
・周囲の対応が結果的に本人の飲酒につながってしまう可能性があるため、家族も同
伴の上で、アルコール依存症の専門家に相談する
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〔同左〕