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令和5年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (83 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23syokan/
出典情報 令和5年度厚生労働省所管予算概算要求関係(8/31)《厚生労働省》
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職業安定局高齢者雇用対策課
(内線)

シルバー人材センター等デジタル化整備促進事業
令和5年度概算要求額

1 事業の目的

億円( - )※()内は前年度当初予算額

シルバー人材センター(以下「センター」という。)の運営に当たっては、各センター運営及び会員管理などのデジタル環境が整ってお
らず、また、センターと発注者の連絡手段も)$;や文書送付等のアナログな方法であるため時間外の受注ができないことによる機会損失が
生じるなど、非効率な業務運営が課題となっている。
この状況を改善するため、全国シルバー人材センター事業協会に各センターのデジタル化推進の司令塔機能をもたせ、以下に掲げる指
導・援助等を行うことで、業務運営の効率化・簡素化による事務コストの削減を図り、また新規会員や受注の増加によるセンターの安定的
な運営の基盤強化を図る。
さらに、デジタル化により個々の会員の活動状況が把握しやすくなることで、高年齢者の地域社会への参加機会・居場所の喪失による孤
独・孤立の助長や高年齢者の収入減による生活困窮を防ぎ、ひいては社会保障費の抑制にもつなげる。

3 実施主体等

2 事業の概要・スキーム
▶①運営基盤の強化
ア.事業支援ITツールの普及促進
センターに対して事業動画やアプリ等のITツールの導入と
活用を支援することにより、センターの取組をインターネット
で紹介することで、就業開拓や会員拡充を図る。
イ.WEB入会・WEB受注等の普及促進
センターに対してWEB入会・受注等の機能の導入を支援し
事務処理の効率化・簡素化等を図る。
▶②コンサル機能の充実
今後導入される各制度の内容や事業の運営、さらに契約単価の
引き上げ等に関する相談に対して、コンサルタントを活用してシ
ルバー人材センター連合に対する制度説明や請負契約方法の見直
し等の助言を行う機能を充実し、センターへの支援を強化する。
また、センターの経営力向上に向けた研修等を実施する。
▶③情報収集・分析等機能の強化
基幹システムの統計・分析機能を強化し、データによるシル
バー人材センター事業の向上・改善等を図り、安定した事業運営
に資する。

全国シルバー人材センター事業協会

基幹システム

コンサル
委 嘱


シルバー人材センター連合
(47都道府県)

1 事業の目的



ノウハウ等


シルバー人材
センター

シルバー人材
センター

職業安定局高齢者雇用対策課
(内線)

シルバー会員のデジタル利用促進事業
令和5年度概算要求額


W・
W・

EE援
BBI
受入T
注会ツ
機機ー
能能ル

○情報収集・分析等機能の強化

億円( - )※()内は前年度当初予算額

シルバー人材センター(以下「センター」という。)は、定年退職後の高年齢者への就業機会の提供のみならず、地域における拠り所や会員同士のコ
ミュニティの場としての役割も期待されるところ。
センターの運営に当たっては、各センターの運営及び会員管理のデジタル化が進んでおらず、また、会員の多くはスマートフォンやタブレット、パソ
コン等(以下「3&等」という。)の機能に対する理解不足や操作が不慣れであることから、センター・会員間の連絡手段についてメールや電子掲示板
等によるデジタル配信を行っていない状況であり、非効率な業務運営となっている。
このため、以下に掲げる会員へのデジタル環境の活用支援を行うことにより、センターの事務処理の効率化・簡素化を通じて事務コストを削減及び事
務効率化の副次的な効果としての就業開拓を強化することで、センターの安定的な運営を図るとともに、センター・会員間及び会員同士のコミュニケー
ション手段を充実させることにより地域の高年齢者が孤独・孤立に陥ることなく安心して社会参加できる環境を整備し、もって包摂社会の実現に資する
ための取組を行う。

3 実施主体等

2 事業の概要・スキーム
▶①PC等操作説明会によるデジタル環境利用促進
PC等の操作等に不慣れな会員に対して操作説明会を開催す
ることで操作手順や理解を深め、デジタル環境の活用を支援す
る。
これにより、アナログ的な作業で時間を要していた事務処理
と郵送費等の費用が発生していたものについて、効率化や事務
コスト削減や、会員サービスの向上(特に遠隔地在住の者や
交通機関が不便な者など)を図る。
▶②デジタル環境の利用問い合わせ窓口の設置
センターのデジタル環境を会員が利用するためには、IDや
パスワードの払い出し、さらにはセキュリティ環境等の設定な
どを行う必要がある。
このため、センターに初期利用時の申請受付、申請内容の確
認、ID・パスワードの払出し等に対応するデジタル環境利用
問い合わせ窓口を設置し、円滑なデジタル環境利用への移行を
図る。
また、利用開始した会員からデジタル環境に関する質問等が
想定されることから、こうした質問等にも本窓口において対応
し、デジタル環境の継続的な利用促進を図る。

シルバー人材センター

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企業

就業開拓による受注増

会員のデジタル環境利用を促進する
ためのセンターの取組
・PC等操作説明会の実施
・デジタル環境利用問い合わせ窓口の設置
●期待できる効果
→事務処理の効率化、事務コストの削減
→遠隔地居住者等への会員サービスの向上
☛業務受注増
→PC入力業務等の受注増の期待

デジタル環境利用

高齢者(会員)

コミュニティ機能の
アプリによる会員間の交流
(会員サービス向上)

高齢者(会員)