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令和5年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23syokan/
出典情報 令和5年度厚生労働省所管予算概算要求関係(8/31)《厚生労働省》
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感染症対策に係る国際的な医薬品研究開発等支援事業
(*+,7)
億円(-)※( )内は前年度当初予算額(参考

令和5年度概算要求額

大臣官房国際課(内線)

令和年度補正予算:億円)

1 事業の目的
2015(H27)年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)において、顧みられない熱帯病(NTDs)※や結核、
マラリア等の根絶等について明記されている。 しかし、これら開発途上国を中心に蔓延する疾病の治療薬の研究開発は、先進
国において需要が少ない等の理由から充分になされていない。このため、日本の製薬産業の優れた研究開発力を活かして、そ
うした開発途上国向けの医薬品研究開発を、ゲイツ財団等も含む官民連携で促進することにより、国際保健分野での貢献を
行っている。
(※顧みられない熱帯病>17'、1HJOHFWHG7URSLFDO'LVHDVHV@の例

リーシュマニア症、シャーガス病、住血吸虫症

など)

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
外務省

ゲイツ財団
ウェルカム・トラスト

厚生労働省

供給準備・供給支
援(ニーズ調査、
適合性調査等)

日本の製薬企業

前臨床試験、
臨床試験の支援

連携

公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金
(GHIT Fund:Global Health Innovative Technology Fund)

国連開発計画(81'3)

それぞれの知見を活かした研究開発等支援

日本の製薬企業・研究機関

国際機関の知見を活か
した開発途上国支援

開発途上国向け医薬品の実用化

開発途上国における保健・医療の改善(NTDsの制圧)

➢ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジ、薬剤耐性対策に関する研究開発等の推進
大臣官房国際課(内線)

UHC達成支援事業
令和5年度概算要求額

億円(億円)※( )内は前年度当初予算額

1 事業の目的・概要
○先般のエボラ出血熱の流行については、保健システムが脆弱な国で生じたことが事態を悪化させる要因であったと指摘されており、
世界的な8+&達成の機運が高まっている。
○持続可能な開発目標(6'*V)、日本開催の平成年*サミットや令和元年*保健大臣会合の中でも、
8+&が重要なアジェンダとされ、日本として当該分野の取組に今後も注力する必要がある。
○しかし、概念あるいは抽象的目標としての8+&に異論はないものの、何をどうするかについての実践的方策を日本から発信し、
:+2などが定める国際基準・規範に影響を及ぼした例は極めて限定的であるところ。
○従って、新たな国際コミットメントへの我が国の貢献の具体化を推進する8+&達成支援事業を行う。
○国民皆保険を61年前(1961年開始)に達成した我が国が蓄積してきた知見や先進的な取組を世界と共有し貢献することで、
本分野におけるイニシアチブを確保する。
○本事業を通じて、各国の保健システム強化を支援することから、新型コロナウイルス感染症やそれ以外も含めた感染症の拡大に備えて、
引き続き本事業を実施することが必要。

2 事業のスキーム・実施主体等
国から世界保健機関(WHO)へ拠出することで、
〇8+&達成について、具体的な方策を提示・実践することにより、世界、特に西太平洋地域における社会の安定と健全な経済発展に
寄与できる。
〇国際社会から期待される役割を果たし我が国のプレゼンスを強化できる。
〇生活習慣病対策など、特に途上国で取組みが遅れている分野で日本がパイオニアとなり、特に西太平洋地域における社会の安定と
健全な経済発展に寄与できる。



拠出金

世界保健機関
(WHO)

実施主体世界保健機関(WHO)
拠出先:世界保健機関(WHO)
事業実績:1.7億円(2021年)

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