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資料 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html
出典情報 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第6回 6/30)《厚生労働省》
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これまでの検討会で頂いた主なご意見
(同意)
▶ 同意を広く取るということは、その分予見可能性を欠くことになるため、ガバナンスをどのように考える
かというのは重要な論点。
▶ eコンセントをスマートフォンで取るダイナミックコンセントを正面から進めていくべき。また、国がオプ
トアウトするということも考えられるのではないか。
▶ 仮名化した医療情報について、オプトアウトによる意思表示の機会があれば足りるとするのはかなり問題
があるのではないか。むしろ、これまでの議論も概ねそうであったが、医療情報については、ある程度抽象
的な利用目的で、治療や創薬など利用範囲の広域性を加味した対応ができるような仕組みを検討する、とい
う考え方を深掘りしていく方がよい。
その際、具体的な抽象化の程度として、例えば「創薬等の目的で活用し、その範囲で企業にも提供する」
などといった形である程度類型化し、患者に判断してもらう、という環境整備を進めていくことも必要では
ないか。
▶ 他方で、ある程度目的を抽象化してもよいとした場合、それに伴い生じ得るリスクを本人が事前にどこま
で理解できるか、という点も考えておくことが必要ではないか。
▶ オプトアウトのような形を考えていくという議論の進め方はあるとは思うが、その場合でも、法律上、情
報が利用できる範囲を明確化した上で、例えば、このような形であれば撤回できる、といったルールを明確
にしておくことが必要。ただし、その場合でも、オプトアウトや撤回というのは無制限に容認されるもので
はなく、どのような場合に撤回が許容されるのか、という点を意識した検討が必要ではないか。

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