よむ、つかう、まなぶ。
【本文】税・財政・社会保障一体改革に関する基本的考え方 (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.keidanren.or.jp/policy/2026/018.html |
| 出典情報 | 日本経済団体連合会 Policy(提言・報告書) 経済政策、財政・金融、社会保障(4/14)《日本経済団体連合会》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
図表5:経済主体別資金過不足(対GDP比)の推移
(%)
12
一般政府
民間非金融法人企業
家計
海外
10
8
貯蓄
超過
6
4
2
0
-2
-4
投資
超過
-6
-8
-10
-12
1980
1984
1988
1992
1996
2000
2004
2008
2012
2016
2020
2024
(年度)
注:分母の名目GDPは 2015 年基準。
出所:日本銀行「資金循環統計」、内閣府「四半期別GDP速報」
4.今後のシナリオ
税・財政・社会保障一体改革を検討するうえでは、
「3.現状と課題」に加え、
将来の見通しも踏まえる必要がある。また、その際にはリスクシナリオも想定し
ておくことが重要である。そこで、ここでは特にマクロ経済について、内閣府の
「中長期の経済財政に関する試算」
(2026 年1月、以下、中長期試算)をベース
にみていく。
(1)2つのシナリオの前提
中長期試算では、主に2つのケースが示されており、それぞれについて経済と
財政の推計がなされている
一つは「成長移行ケース」である。これは「全要素生産性(TFP)上昇率が
過去 40 年平均の 1.1%程度まで高まるシナリオ」であり、
「実質成長率が1%を
安定的に上回る成長、名目成長率は中長期的に3%程度の成長」となる。
もう一つは「過去投影ケース」である。これは「TFP上昇率が直近の景気循
環から足下の平均並み(0.6%程度)で推移するシナリオ」であり、
「ゼロ近傍の
成長を過去数値より投影し、中長期的に実質0%台半ば、名目1%程度の成長」
となる。
「投資牽引型経済」の実現と、それを通じた「成長と分配の好循環」の加速・
拡大を目指すべきであることから、ここでは、
「成長移行ケース」を「基本シナ
6
(%)
12
一般政府
民間非金融法人企業
家計
海外
10
8
貯蓄
超過
6
4
2
0
-2
-4
投資
超過
-6
-8
-10
-12
1980
1984
1988
1992
1996
2000
2004
2008
2012
2016
2020
2024
(年度)
注:分母の名目GDPは 2015 年基準。
出所:日本銀行「資金循環統計」、内閣府「四半期別GDP速報」
4.今後のシナリオ
税・財政・社会保障一体改革を検討するうえでは、
「3.現状と課題」に加え、
将来の見通しも踏まえる必要がある。また、その際にはリスクシナリオも想定し
ておくことが重要である。そこで、ここでは特にマクロ経済について、内閣府の
「中長期の経済財政に関する試算」
(2026 年1月、以下、中長期試算)をベース
にみていく。
(1)2つのシナリオの前提
中長期試算では、主に2つのケースが示されており、それぞれについて経済と
財政の推計がなされている
一つは「成長移行ケース」である。これは「全要素生産性(TFP)上昇率が
過去 40 年平均の 1.1%程度まで高まるシナリオ」であり、
「実質成長率が1%を
安定的に上回る成長、名目成長率は中長期的に3%程度の成長」となる。
もう一つは「過去投影ケース」である。これは「TFP上昇率が直近の景気循
環から足下の平均並み(0.6%程度)で推移するシナリオ」であり、
「ゼロ近傍の
成長を過去数値より投影し、中長期的に実質0%台半ば、名目1%程度の成長」
となる。
「投資牽引型経済」の実現と、それを通じた「成長と分配の好循環」の加速・
拡大を目指すべきであることから、ここでは、
「成長移行ケース」を「基本シナ
6