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【本文】税・財政・社会保障一体改革に関する基本的考え方 (11 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.keidanren.or.jp/policy/2026/018.html |
| 出典情報 | 日本経済団体連合会 Policy(提言・報告書) 経済政策、財政・金融、社会保障(4/14)《日本経済団体連合会》 |
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図表 10:中長期試算の企業の資金過不足の対GDP比の推移
(%)
7
6
5
4
3
過去投影ケース
2
1
成長移行ケース
0
2035
2034
2033
2032
2031
2030
2029
2028
2027
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
-1
(年度)
出所:内閣府「中長期の経済財政に関する試算」(2026 年1月)
5.税・財政・社会保障一体改革の全体像
2.で掲げた「目指すべき姿」を実現するためには、個々の政策による部分最
適ではなく、全体最適を目指すことが肝要である。中でも、企業、政府、国民(家
計)がそれぞれの役割を果たし、その相互作用で初めて一体改革が実現すること
を認識する必要がある。図表 11 は、税・財政・社会保障一体改革のイメージで
ある。
起点となるのは企業であり、成長志向へマインドセットを転換し、国内投資の
拡大や構造的な賃金引上げに積極的に取り組むことが求められる。こうした「投
資牽引型経済」を実現するためにも、中長期的な企業価値の向上につながる積極
果敢な経営判断が後押しされ、ステークホルダー間の分配が適切になされるよ
う、コーポレートガバナンスのあり方を見直していく必要がある3。また、企業
が国際競争力を高め成長を牽引することで、政府債務残高対GDP比の安定的
な引き下げをはじめ、財政健全化にも寄与することになる。
政府においては、税・財政・社会保障一体改革の推進が必要である。とりわけ、
「社会保障国民会議」における議論を通じて、公正・公平で持続可能な税・社会
3
経団連「持続的な成長に向けたコーポレートガバナンスのあり方」
(2025 年 12 月)
9
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過去投影ケース
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2021
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出所:内閣府「中長期の経済財政に関する試算」(2026 年1月)
5.税・財政・社会保障一体改革の全体像
2.で掲げた「目指すべき姿」を実現するためには、個々の政策による部分最
適ではなく、全体最適を目指すことが肝要である。中でも、企業、政府、国民(家
計)がそれぞれの役割を果たし、その相互作用で初めて一体改革が実現すること
を認識する必要がある。図表 11 は、税・財政・社会保障一体改革のイメージで
ある。
起点となるのは企業であり、成長志向へマインドセットを転換し、国内投資の
拡大や構造的な賃金引上げに積極的に取り組むことが求められる。こうした「投
資牽引型経済」を実現するためにも、中長期的な企業価値の向上につながる積極
果敢な経営判断が後押しされ、ステークホルダー間の分配が適切になされるよ
う、コーポレートガバナンスのあり方を見直していく必要がある3。また、企業
が国際競争力を高め成長を牽引することで、政府債務残高対GDP比の安定的
な引き下げをはじめ、財政健全化にも寄与することになる。
政府においては、税・財政・社会保障一体改革の推進が必要である。とりわけ、
「社会保障国民会議」における議論を通じて、公正・公平で持続可能な税・社会
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経団連「持続的な成長に向けたコーポレートガバナンスのあり方」
(2025 年 12 月)
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