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資料1-2-4診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite を対象とする。
Yamaguchi らの分類基準(1992 年)
A:大項目
1) 39℃以上の発熱が1週間以上続く
2) 関節症状が2週間以上続く
3) 定型的な皮膚発疹
4) 80%以上の好中球増加を伴う白血球増多(10000/mm3 以上)
B:小項目
1) 咽頭痛
2) リンパ節腫脹あるいは脾腫
3) 肝機能障害
4) リウマトイド因子陰性及び抗核抗体陰性
C:除外項目
1) 感染症(特に敗血症、伝染性単核球症)
2) 悪性腫瘍(特に悪性リンパ腫)
3) 膠原病(特に結節性多発動脈炎、悪性関節リウマチ)
※16 歳未満の症例に対しても上記診断基準は適用される。
<診断のカテゴリー>
大項目中 Definite:A の2項目以上に該当し、かつ、小項目の各項目を含めて満たし、かつ A と B を合わせて5
項目以上に該当する場合に成人スチル病と診断する。
ただし、大項目、小項目に該当する事項であってもし、かつ C を除外項目に該当する場合は除外するしたもの。

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