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04資料1-2 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについて[2.1MB] (27 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70339.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第64回 2/12)《厚生労働省》 |
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第71回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予 防 接 種 基 本 方 針 部 会
(参考) より年齢が高い方に対するPCV20の有効性に係る科学的知見
○
※
2025(令和7)年10月23日
資料
1
PCV20の製造販売業者が実施した、過去一定期間の肺炎球菌ワクチンの接種歴がなくメディケアに1年以上
継続して登録している65歳以上の米国在住の方を対象とした、後ろ向きコホート時間区分デザインを用いた研
究において、PCV20の全てのIPD及び肺炎に対する有効性 (VE) が示されたものの、接種時年齢の上昇に伴い減
少していくことが示された。
なお 本研究はポスター発表であり、査読を受けた論文ではないことに留意。
Amanda C. Miles, et al. (ID Week. 2025)1
研究方法:
・ 米国において、メディケアパートA+Bに1年以上登録し、調査期間内に1回以上請求
を行っている、2022年1月28日時点で65歳以上の米国在住の方を対象として、後ろ向
きコホート時間区分デザインを用いた研究を実施した。PCV20非接種者の追跡期間は条
件を満たしてからPCV20を接種するまでとし、PCV20接種者の追跡期間は、ワクチン
接種後30日後以降とした。性別が不明な方、基準日以前に死亡した方、2022年1月28
日から基準日までにMedicare Part Cに加入歴がある方、又は2022年7月1日以前の
PCV20の接種歴のある方、またはPCV15を基準日以前のいずれかの時点で接種した方
は各該当する追跡期間を対象外とし、PPSV23接種後2年間、PCV13接種後5年間は追
跡の調査対象外とした。PCV20の接種歴はNational Drug Codes and Common
Procedure Terminology Codesを用いて判定し、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)や、原因
を問わない全ての肺炎(ACP)については、diagnostic codesを用いて判定した。推計し
たハザード比(HR)を用いて、ワクチン有効性(VE)を(1-HR)×100%とした。
・なお、血清型に係る情報は未取得であった。
結果:
・ PCV20非接種群は合計16,043,844人、PCV20接種群は合計2,008,313人を対象とし、
接種時年代別のIPD及びACPに対するPCV20の有効性(VE)は以下のとおり。
IPDに対するVE
ACPに対するVE
65~74歳
35.4% [95%CI:22.6-46.0]
20.2% [95%CI:19.0-21.4]
75~84歳
24.0% [95%CI:10.7-35.3]
15.9% [95%CI:14.8-17.0]
85歳以上
16.6% [95%CI:-1.4-31.4]
12.5% [95%CI:11.1-13.9]
限界:
・ 本研究における限界として、Medicare Parts A+Bの方のみを対象とした研究であり、
一般化には留意が必要であること、未調整のバイアスや交絡因子が存在しうること、
VE等は地域の疫学状況によって変わりうることが記載されている。
1: Amanda C. Miles, et al. Real-world effectiveness of 20-valent pneumococcal conjugate vaccine among adults 65-74, 75-84,
≧85 years of age in the United States. Presented at IDWeek 2025; October 21, 2025, Atlanta, GA © 2025 Pfizer Inc.
後ろ向き時間区分デザインにおける調査対象期間のイメージ
年齢別の侵襲性肺炎球菌感染症及び全ての原因の肺炎に対する
調整後のPCV20の有効性
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予 防 接 種 基 本 方 針 部 会
(参考) より年齢が高い方に対するPCV20の有効性に係る科学的知見
○
※
2025(令和7)年10月23日
資料
1
PCV20の製造販売業者が実施した、過去一定期間の肺炎球菌ワクチンの接種歴がなくメディケアに1年以上
継続して登録している65歳以上の米国在住の方を対象とした、後ろ向きコホート時間区分デザインを用いた研
究において、PCV20の全てのIPD及び肺炎に対する有効性 (VE) が示されたものの、接種時年齢の上昇に伴い減
少していくことが示された。
なお 本研究はポスター発表であり、査読を受けた論文ではないことに留意。
Amanda C. Miles, et al. (ID Week. 2025)1
研究方法:
・ 米国において、メディケアパートA+Bに1年以上登録し、調査期間内に1回以上請求
を行っている、2022年1月28日時点で65歳以上の米国在住の方を対象として、後ろ向
きコホート時間区分デザインを用いた研究を実施した。PCV20非接種者の追跡期間は条
件を満たしてからPCV20を接種するまでとし、PCV20接種者の追跡期間は、ワクチン
接種後30日後以降とした。性別が不明な方、基準日以前に死亡した方、2022年1月28
日から基準日までにMedicare Part Cに加入歴がある方、又は2022年7月1日以前の
PCV20の接種歴のある方、またはPCV15を基準日以前のいずれかの時点で接種した方
は各該当する追跡期間を対象外とし、PPSV23接種後2年間、PCV13接種後5年間は追
跡の調査対象外とした。PCV20の接種歴はNational Drug Codes and Common
Procedure Terminology Codesを用いて判定し、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)や、原因
を問わない全ての肺炎(ACP)については、diagnostic codesを用いて判定した。推計し
たハザード比(HR)を用いて、ワクチン有効性(VE)を(1-HR)×100%とした。
・なお、血清型に係る情報は未取得であった。
結果:
・ PCV20非接種群は合計16,043,844人、PCV20接種群は合計2,008,313人を対象とし、
接種時年代別のIPD及びACPに対するPCV20の有効性(VE)は以下のとおり。
IPDに対するVE
ACPに対するVE
65~74歳
35.4% [95%CI:22.6-46.0]
20.2% [95%CI:19.0-21.4]
75~84歳
24.0% [95%CI:10.7-35.3]
15.9% [95%CI:14.8-17.0]
85歳以上
16.6% [95%CI:-1.4-31.4]
12.5% [95%CI:11.1-13.9]
限界:
・ 本研究における限界として、Medicare Parts A+Bの方のみを対象とした研究であり、
一般化には留意が必要であること、未調整のバイアスや交絡因子が存在しうること、
VE等は地域の疫学状況によって変わりうることが記載されている。
1: Amanda C. Miles, et al. Real-world effectiveness of 20-valent pneumococcal conjugate vaccine among adults 65-74, 75-84,
≧85 years of age in the United States. Presented at IDWeek 2025; October 21, 2025, Atlanta, GA © 2025 Pfizer Inc.
後ろ向き時間区分デザインにおける調査対象期間のイメージ
年齢別の侵襲性肺炎球菌感染症及び全ての原因の肺炎に対する
調整後のPCV20の有効性
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