よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04資料1-2 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについて (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70339.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第64回 2/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第30回厚生科学審議会予防接種・ワク チン分科会
予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会

(参考)研究班におけるワクチンの費用対効果:基本分析(65歳に各戦略を導入)

資料
1-3

2025(令和7)年7月4日

○ 現在の定期接種対象者である65歳に対して、各戦略(ワクチン接種なし、PPSV23、PCV15、PCV20、PCV15PPSV23連続接種)を実施することの費用対効果分析を行った。
○ PCV20を接種する戦略は、現行の定期接種プログラムであるPPSV23接種と比較してDominant(効果は向上
し費用は削減)、非接種と比較してICER116万円であり、最も費用対効果に優れる戦略である。
○ PCV15を接種する戦略、及びPCV15とPPSV23の連続接種は、 PPSV23接種との比較でも、非接種との比較
でも、ICERが500万円以下であり、費用対効果は良好である。
○ 65歳に各戦略を実施することの費用対効果を比較した分析
コスト

コスト差分
(vs非接種)

QALY

QALY差分
(vs非接種)

ICER
(万円, vs非接種)

ICER
(万円, vs PPSV23)

1. ワクチン接種なし

52,930

-

14.9795

-

-

-

2. PPSV23接種(現行)

59,118

6,188

14.9813

0.0012

344.2

-

3. PCV15接種

60,389

7,459

14.9829

0.0034

221.9

81.4

4. PCV20接種

58,593

5,663

14.9844

0.0049

116.0

Dominant

5. PCV15とPPSV23連続接種

67,672

14,742

14.9835

0.0039

375.9

330.1

戦略

・厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業 『公的医療及び社会の立場からのワクチンの費用対効果の評価法及び分析方法の
確立のための研究』(研究代表者 池田俊也)(研究実施期間令和5年度-令和7年度)による分析結果。詳細は「資料1-2 池田委員提出資料」参照。
・保健医療費支払者の立場として、ワクチン接種費用及び医療費を100%分析に組み込み。
・IPD(髄膜炎・菌血症)の罹患率は2019年の感染症発生動向調査のデータを使用、NBPの罹患はMorimoto et al. 2015(ファクトシート文献81)のデータを使用
・ワクチンの有効性:PCVについては臨床試験(ファクトシート文献144)における65歳に接種した場合の有効性データ(IPDに対して89%、NBPに対して
60%)を使用。PPSV23については、メタアナリシス(ファクトシート文献138)における65-74歳に接種した場合の有効性データ(IPDに対して45%、PPSVに
対して18%)を使用。
・ワクチンの効果減衰については、ファクトシートの文献143、145、176及びPPSV23に係る海外の費用対効果分析を踏まえ、PCVについては接種後5年は維持さ
れ、15年目に効果消失、PPSV23については初年度から15年目にかけて単調に効果消失すると設定。
・ワクチン価格については、PCV15及びPCV20について7200円、PPSV23について4735円、接種費用3200円と設定。
19